滅びゆく世界で、俺だけが「無」を斬れる ~故郷を焼かれた島守の少年は、世界を救う唯一の剣となる。だが救えば救うほど、終わりは近づいてくる~
すべてを「無」に還す滅び――“沈み”。世界は今、静かにそれに呑まれつつある。
辺境の島守の少年ヴェインは、世界でただ一人、その滅びを斬れる黒い剣の使い手。滅びに故郷を焼かれ、育ての親の「生きろ」を背に、彼は旅立つ。沈みの源を断ち、この世界を救うために。
道中で出会う、快活な弓使いの少女、豪快な傭兵、心優しい癒し手、皮肉屋の学者。仲間とともに、少年は人々を救い続ける。
――だが、おかしい。救えば救うほど、世界はなぜか、終わりへと近づいていく。
やがて少年は、この世界の“正史”に隠された、恐るべき嘘へと辿り着く。
滅びを断つ剣を握った少年が、「本当の救い」を探す、王道ダークファンタジー。
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