虚の混淆
日常の裏側では魑魅魍魎が跋扈している。夜の世界で人を脅かし、時には誘い、時には喰らう。……だが、それも今となっては過去の話。こと現代において彼等に繁栄の兆しは無い。
街に光は溢れ、眠らない。人の隣人であった彼等も、いつしか姿を消すだろう。そこに貴賤は無く、それは全ての存在に等しく訪れる栄枯盛衰である。
何れ滅びる存在である。しかしだからと言って、今はまだ消えてはいない。例え、人を喰らわんとする存在であっても。
だから彼女は斬る、ただ生きるために。
この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。不定期更新ですが、サイトによる更新速度の違いはありません。
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