冒険は闇鍋なもの、ナビなもの!

 
 この世界は、不思議であふれている。

 そんな驚きを見るために、冒険者になりたいと思う人も多い。
 だけど、冒険は危険がつきもの。
 そんなときにお世話になるのが、「ナビゲーター」という存在。
 道に詳しくて。
 危険に敏感で。
 それでいて、とても強い。
 だから、「ナビゲーター」という仕事にあこがれる人は多い。
 かくいう私も、その中の一人。

 けれど、現実は厳しかった。
 私は、立派な「ナビゲーター」にはなれなかった。
 私は、忌み嫌われたーー。
 

 私は「アンズ」。
 職業は「ナビゲーター」。

 この業界初めての、ゾンビだ。

 そんな嫌われ者の私はある日、一人の仲間「ラーユ」を見つける。

 え、君もナビゲーターなの⁉
 え、今七歳⁉
 え、なんでアリゲーターの着ぐるみを着ているの??

 二人のナビゲーター。二人分の思い。
 私たちは、一つの考えに至った。

 「闇鍋を食べながら、願いを叶えていく冒険をしよう」――と。

 混ざれば混ざるほど。
 煮込めば煮込むほど。
 つながりは、色とりどりの味になっていく。

 ーー異世界闇鍋パーティーへ、ようこそ。
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