The City Without Wind
風を失った都市で、世界はゆっくりと止まりつつあった。
蒸気と歯車が支配する灰色の街で、青年・イオリは亡き祖父が追い求めた
“世界の音”の謎に触れる。地下鉄道跡で出会った小さな火のアーティファクト──
熾天歯車《Ignis Gear》。それは四元素のひとつであり、
失われた風へと繋がる最初の欠片だった。
イオリは静かな感性で世界の歪みに耳を澄ませながら、
火・水・地・風という四つの“記憶”を辿る旅に出る。
停止した世界に再び風を呼び戻すために。
スチームパンクと幻想が交差する、静謐で切ない長編シリーズ。
イオリが聴く微かな音に、あなたもそっと耳を傾けてほしい。
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
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