夜の郵便局
夜の十一時を過ぎると、坂の上の小さな郵便局に明かりが灯る。そこに集まるのは、謝りたかった手紙、ありがとうを言えなかった手紙、もう会えない人への手紙——出せなかった手紙ばかり。局長の星野、若い配達員の透、黒猫の墨が、夜明けまでにそっと届ける連作短編30話です。
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