怪異が見える俺と、恋する彼女たち
俺の幼馴染には、ふわふわの金色の尻尾がある。
大学一年生の真柴朔は、生まれつき普通の人には見えない「怪異」が見える。
そんな朔の幼馴染・稲守こはくは、甘えん坊で少しいたずら好きな妖狐の女の子。
同じ大学に進学した二人は、周囲から恋人同士と勘違いされるほど仲がいい。けれど、本人たちはまだ幼馴染のまま……のはずだった。
新しい大学生活が始まり、写真好きの女子大生・白瀬灯里と出会ったことで、朔の日常は少しずつ変わり始める。
そんなある日、同じ講義を受けていた学生が、名簿からも人々の記憶からも突然消えてしまう。
なぜか彼のことを覚えている朔は、こはくや灯里とともに事件の謎を追うことに。
さらに、雨の日にしか姿を現さない不思議な少女・雨宮雫とも出会い……。
人間の女の子に、妖狐の幼馴染、そして雨の怪異。
怪異が見えるだけの普通の大学生だった朔の周りには、いつの間にか彼を想う女の子たちが集まっていく。
これは、人間と怪異が暮らす街で始まる、ちょっと不思議で甘い、恋と青春の物語。
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