Ｇ 記憶喪失になった魔法美少女戦士フォンティーリア（１8禁）

改）第二章 フォンティーリアの婚約指輪と次郎の言葉責め １

第二章　フォンティーリアの婚約指輪と次郎の言葉責め

１
　ブラックフラワーが、寝ようとした時に魔族の出現を察知した。
「魔族、わたくしがたおします！」
   バレエのような優雅さで一回転開脚跳びジャンプで光の粒子に包まれて華麗に舞いながら変身した。
「メタモルフォーゼ・フォンティーリア！」
   魔族の怪人は、また、若きカロナ博士を追い詰めていた。
「お待ちなさい！」
   カロナ博士だけでなく、そこにいた全員が振り向いた。
「あっ！  フォンティーリア、助けてくれ！」
   マントの裾を持って目から下を隠していたフォンティーリアはベルトで締めて体のくびれのある良いスタイルを、マントをはらって敵に見せた。キラキラ輝く魔法美少女戦士フォンティーリアにカロナ博士は見とれている。
「心ある限り戦いましょう、魔法美少女戦士フォンティーリア！」
　怪人も戦闘員もカロナ博士から離れて下がった。
「美ボディービルダーが許しても、この魔法美少女戦士フォンティーリアが許しません！」
   フォンティーリアの全身がキラキラ光っている。カロナ博士は、魔法美少女戦士フォンティーリアのミニスカ白いワンピースにボレロを羽織って赤いアイマスクとマント、パンストを穿いているが長い綺麗な脚、赤いハイヒールピンヒール、ロングブーツ、光沢黄緑色のロンググローブ、そして、キラキラ輝く耳飾り、全体像に見とれてしまう。敵も、その美しさで一瞬動きがとまる。
「でたな、フォンティーリア、今日こそ、お前の最後だ！」
   怪人は、戦闘員をけしかける。
「魔族の怪人さん、いつも、同じ言葉ですこと、お相手いたしますわ、ご覚悟を。えぃっ・・たぁ・・・やっ・・」
   戦闘員を魔法のステッキでいつものように左右に蹴散らす。そして、戦闘員もいつものように一度倒れたら痛い所を押さえて様子見だ。
「フォンティーリア、これでもくらえ！」
  怪人の口から光線が放たれたが、魔法美少女戦士フォンティーリアは瞬時に肩から伸びている白いマントで身を包んだ。
「あつっ！」
　マントの内側は赤いはずだがフォンティーリアが見たら黒く焦げ、パラパラと焦げた布が床に落ちた。
「ふん、フォンティーリア、マントに大きな穴が開いて、おまえの間抜けずらが見えるぞ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは驚いて目と口を大きく開けていた。
「聖なるマントに穴をあおけになって・・・、もう、許しませんわ！」
　不適に笑っている怪人に魔法の光線を放った。
「フォンティーリア、フラッシュ！」
　丸い光の円陣が現れ、真ん中から光線が怪人の体に当たり包みこむはずだったが、怪人の前に鏡が現れて、フォンティーリア、フラッシュははね返され、自分の体に向かってきた。マントには大きな穴が開いているので防げず、横に一回転して防いだが、魔法美少女戦士フォンティーリアが後ろを向いた時に続けて怪人の口から光線が放たれた  
「ぁあぁあぁああああっ・・・・」
　魔法美少女戦士フォンティーリアに直撃し、コスチュームが所々焼けて聖なるコスチュームが焼けて床にパラパラと落ちていく。
「ぉお、魔法美少女戦士フォンティーリア、ブラジャーは白か、白いワンピース、アンスコも一部が焼けて見えている。アンスコの下は白いパンツを穿いていたのか」
　魔法美少女戦士フォンティーリアが自分の体を見たら恥ずかしい姿になっていた。
「きゃぁああっ！」
　魔法美少女戦士フォンティーリアは座り込んだ。
「こんな破廉恥なこと、風俗の皆様が許しても、この魔法美少女戦士フォンティーリアが許しません！」
　座って両手で体を隠しながらも強がる魔法美少女戦士フォンティーリアだった。
「そうか、許してもらおうとは思ってねえけどな、俺様のキックで飛ばしてやる！」
　怪人は座り込んでいる魔法美少女戦士フォンティーリアを、まるでボールを蹴るかのように正面から蹴り上げた。魔法美少女戦士フォンティーリアは飛ばされて床に、がに股で大の字になっていた。
「くぅぅ・・・」
　怪人の手には大きな刃の剣が出現し、魔法美少女戦士フォンティーリアの前で振り上げた。
「これで、最後だ！　死ね！」