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第七章 人間の性ペットから花の精霊に戻った魔法美少女戦士ファンティーリア 1
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第七章 人間の性ペットから花の精霊に戻った魔法美少女戦士ファンティーリア
1
バ~~ン! バン! ババ~ン・・・・・・・ッ!
基地が爆破し、爆音とともに、すべてを思い出した!
「私は、花の妖精・・・・」
魔法美少女戦士ファンティーリアの体は無傷であったが、爆風で基地の外に飛ばされた。しかし、空中で華麗に変身し、魔力はなくなっているのに魔法美少女戦士ファンティーリアの姿となり、マントを使って大好きな花畑まで飛び、寝ころんだ。
魔法美少女戦士ファンティーリアは寝ころびながら思い出していた。自爆装置のスイッチを押して基地が爆発した時、魔法美少女戦士ファンティーリアは飛ばされながら頭の中の精神世界で女神を思い出した。爆破とともに、魔法美少女戦士ファンティーリアは女神との約束や、その後の出来事を完全にすべて自分の過去を思い出したのだ。
魔法美少女戦士ファンティーリアは、記憶喪失になった日、熊のおじさんと会ったあの花畑で誕生した花の妖精だったのだ。
魔族が人間を襲うのを見て、優しい花の妖精は、女神にお願いして魔族と戦う魔法美少女戦士にしてもらったのだ。
魔法力をなくした魔法美少女戦士ファンティーリアは、ここで選択しなければならない。
魔法力がなくなった時の女神との約束だ。実態だけでなく、精身体も消え去るか、又は、物体化して人間としていきるかだ。人間を選んだら死もありえる。
白いドレスと王冠を付けた女神が目の前に現れた。
「さあ、魔法力がなくなった、今、どちらにするか決めなさい」
「私、まだ、魔族を倒したい、もっと、魔法戦士でいさせてください」
「それは出来ないことよ、今、その姿は仮の姿、そのまま消え去るか、それとも、魔族と戦うというなら、人間として魔族と戦うのkしら、それでもいいわ、でも、実態のある人間は、痛みや傷、死もありうるけど、その覚悟はあるの」
飛ばされながら魔法美少女戦士ファンティーリアは決めていた。人間として生きることを選ぶ。だれにも存在に気づかれないよりも、喜怒哀楽のある生き方、そして、必ず魔族を打倒すのだ。
女神が消えると近くに人の気配がし、声をかけられた。
「だ、だれだ?」
「あ、熊のおじ様」
「えっ、もしかして、魔法美少女ファンティーリアなのか?」
魔法美少女ファンティーリアの姿で、声をかけてしまったので恥ずかしさで身を隠して顔だけ出した。
「ここで助けていただいたブラックフラワーですわ、熊のおじさん、ありがとう、そして、騙していてごめんなさい、記憶喪失になっていたの、それでも魔族と戦っていたんです」
「だから、俺を助けてくれたのか?」
魔法美少女ファンティーリアは頷いた。花からパワーをもらって、魔法美少女戦士ファンティーリアから、人間の姿になった。
「熊のおじさま、もう、魔法美少女戦士ファンティーリアにはなれませんわ、なったとしてもコスプレイヤーと同じで姿だけで力がありません。でも、わたくしは魔法力がなくなっても、魔族と戦います!」
「むちゃだ! 俺が言うのもなんだけと、魔族は卑劣で強大な悪の力をもっている! 俺の育てた次郎が幹部、いや、首領になったのかもしれない、もう、戦いはやめて幸せに暮らすんだ」
魔法美少女戦士ファンティーリアはステッキを持って微笑んだ。
「ありがとうございます、熊のおじ様、私の気持ちは変わりませんわ、たとえ正義のヒロインが全滅しても、人間の力しかない私が、きっと、魔族から人間を助けてあげますわ」
魔法美少女戦士ファンティーリアが去って行こうとするのを熊のおじ様は声をかけた。
「これから、俺がかくまっているカロナ博士の所に行って相談しよう」
権威ある青年心理学者のカロナ博士との出会いも覚えていた。最初に助けられたこと、敵の基地でマゾとして開化させられたこと、そして、逃がしてくれたこと、魔法美少女戦士ファンティーリアは、カロナ博士のことを心配していたので、熊のおじ様と行くことにした。
そこで、新たな魔法美少女戦士ファンティーリアが誕生することになることを、今は知らなかった。
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バ~~ン! バン! ババ~ン・・・・・・・ッ!
基地が爆破し、爆音とともに、すべてを思い出した!
「私は、花の妖精・・・・」
魔法美少女戦士ファンティーリアの体は無傷であったが、爆風で基地の外に飛ばされた。しかし、空中で華麗に変身し、魔力はなくなっているのに魔法美少女戦士ファンティーリアの姿となり、マントを使って大好きな花畑まで飛び、寝ころんだ。
魔法美少女戦士ファンティーリアは寝ころびながら思い出していた。自爆装置のスイッチを押して基地が爆発した時、魔法美少女戦士ファンティーリアは飛ばされながら頭の中の精神世界で女神を思い出した。爆破とともに、魔法美少女戦士ファンティーリアは女神との約束や、その後の出来事を完全にすべて自分の過去を思い出したのだ。
魔法美少女戦士ファンティーリアは、記憶喪失になった日、熊のおじさんと会ったあの花畑で誕生した花の妖精だったのだ。
魔族が人間を襲うのを見て、優しい花の妖精は、女神にお願いして魔族と戦う魔法美少女戦士にしてもらったのだ。
魔法力をなくした魔法美少女戦士ファンティーリアは、ここで選択しなければならない。
魔法力がなくなった時の女神との約束だ。実態だけでなく、精身体も消え去るか、又は、物体化して人間としていきるかだ。人間を選んだら死もありえる。
白いドレスと王冠を付けた女神が目の前に現れた。
「さあ、魔法力がなくなった、今、どちらにするか決めなさい」
「私、まだ、魔族を倒したい、もっと、魔法戦士でいさせてください」
「それは出来ないことよ、今、その姿は仮の姿、そのまま消え去るか、それとも、魔族と戦うというなら、人間として魔族と戦うのkしら、それでもいいわ、でも、実態のある人間は、痛みや傷、死もありうるけど、その覚悟はあるの」
飛ばされながら魔法美少女戦士ファンティーリアは決めていた。人間として生きることを選ぶ。だれにも存在に気づかれないよりも、喜怒哀楽のある生き方、そして、必ず魔族を打倒すのだ。
女神が消えると近くに人の気配がし、声をかけられた。
「だ、だれだ?」
「あ、熊のおじ様」
「えっ、もしかして、魔法美少女ファンティーリアなのか?」
魔法美少女ファンティーリアの姿で、声をかけてしまったので恥ずかしさで身を隠して顔だけ出した。
「ここで助けていただいたブラックフラワーですわ、熊のおじさん、ありがとう、そして、騙していてごめんなさい、記憶喪失になっていたの、それでも魔族と戦っていたんです」
「だから、俺を助けてくれたのか?」
魔法美少女ファンティーリアは頷いた。花からパワーをもらって、魔法美少女戦士ファンティーリアから、人間の姿になった。
「熊のおじさま、もう、魔法美少女戦士ファンティーリアにはなれませんわ、なったとしてもコスプレイヤーと同じで姿だけで力がありません。でも、わたくしは魔法力がなくなっても、魔族と戦います!」
「むちゃだ! 俺が言うのもなんだけと、魔族は卑劣で強大な悪の力をもっている! 俺の育てた次郎が幹部、いや、首領になったのかもしれない、もう、戦いはやめて幸せに暮らすんだ」
魔法美少女戦士ファンティーリアはステッキを持って微笑んだ。
「ありがとうございます、熊のおじ様、私の気持ちは変わりませんわ、たとえ正義のヒロインが全滅しても、人間の力しかない私が、きっと、魔族から人間を助けてあげますわ」
魔法美少女戦士ファンティーリアが去って行こうとするのを熊のおじ様は声をかけた。
「これから、俺がかくまっているカロナ博士の所に行って相談しよう」
権威ある青年心理学者のカロナ博士との出会いも覚えていた。最初に助けられたこと、敵の基地でマゾとして開化させられたこと、そして、逃がしてくれたこと、魔法美少女戦士ファンティーリアは、カロナ博士のことを心配していたので、熊のおじ様と行くことにした。
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