魔女六花と十二花結晶
小学六年生の女の子――青野冴香は、クリスマス・イブの夜に一人でレトルトカレーを食べていた。
かつての楽しかった夜を思い出して庭に行くと、そこには謎のかまくらが。
中はブラックホールのような暗黒が広がっていて、どう見ても普通のかまくらではないのだけれど、自暴自棄になっていた冴香はスマホを持たずに飛び込んでしまう。
目が覚めるとそこは雪と氷に閉ざされた謎の世界だった。
帰り道もなく、さまよい歩いていた冴香の目の前に、突如二人の雪の妖精が現れる。
妖精たちは、それぞれ二刀の剣と二丁拳銃を使って戦っていた。
雪の妖精には心臓がなく、その代わりに、胸の奥にひとひらの雪結晶――コアが埋まっている。
そして妖精たちは、自分のコアに対応する異能を持っている。
星六花なら氷の剣。
角板結晶なら盾。
星形角板ならチャクラム。
樹枝状結晶ならムチ。
十二花結晶なら二刀流か二丁拳銃――。
冴香が目撃したのは、最強のコアである十二花結晶を持つ妖精同士の戦いだった。
雪の妖精たちはなぜ争っているのか。
そして冴香は、生きてこの世界から脱出できるのか。
※すでに完結済みの『スノウメイズ』、『スノウリンクス』とは、一部のモチーフやキャラクター名を流用していますが、世界観・ストーリーはまったく異なる別作品です。
小説家になろうにも掲載しています
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