深淵埋蔵酒――僕の体に酒を仕込んだ黒猫
この世界に居場所がないと感じ、消極的な死を選ぼうとした中学二年生の男の子――水野由歌。
そんな彼を助けたのは、深淵に住まう謎の怪異だった。
「君の体内には俺のお酒を入れているんだ。君が二十歳になるまで取り出せない。頼むから命を大事にしてくれ」
怪異からそう懇願され、由歌はなし崩し的に生きる道を選ぶ。
その後由歌は田舎に引っ越し、祖父と二人暮らしをすることになる。
祖父から農業を教わったり、一緒に山菜を食べたりと、人生で初めて心安らぐ日々を過ごすことができたのだが、そこに由歌を助けてくれた謎の怪異がやってきて――。
田舎を舞台にしたスローライフ幻想怪異譚。
ちょっとバトル寄りです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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