サッカーを知らない派遣社員の私が恋をしたのは、日本代表のエースストライカーでした
28歳の派遣社員・宮下茉子は、父の定年退職祝いの家族旅行でフランス・ニースを訪れる。
そこで、レストランでメニューも読めず困っていた家族を助けてくれたのは、感じのいい日本人青年だった。
実は彼は、日本中が知るサッカー日本代表のエースストライカー・朝比奈結人だった。
だが、スポーツに興味のない茉子は、そのことを全く知らなかった。そんな茉子は、日本に帰国した後も、彼と他愛もないやり取りを続けていく。
誰もがスターとして接する彼は、自分を特別扱いしない茉子に少しずつ惹かれていく。茉子もまた、彼が何者か気づかないまま、彼の誠実な人柄に惹かれていく。
肩書きで人を見ない派遣社員と、肩書きでしか見られてこなかったスター選手。すれ違いながらも近づいていく、不釣り合いなはずの恋の行方は――。
*****
ワールドカップが盛り上がった時期、サッカー関連のニュースを見ていて、ふと疑問に思ったことがありました。
「もし、日本代表レベルのサッカー選手が、ごく普通の一般人女性と恋をしたら?」
そんな疑問から、この物語を考えました。楽しんで読んでいただけたら幸いです。
毎日20時更新予定です。
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