私はあなたを愛しません 〜婚約破棄され生贄にされた令嬢は魔王陛下のお飾りの妻になります〜
「魔王陛下、私はあなたを愛しません」
魔王城で迎えた初夜、勇気を振り絞ってベリンダは魔王セオにそう告げた。
元々人間の国で王子妃になるはずだったベリンダは、王子に冤罪をかけられた上で婚約破棄され、生贄のようにして魔国に嫁がされてきた。
不安と憤りと共にやって来た魔国の空は漆黒に染まり、おどろおどろしい。そして恐怖に身をすくませるベリンダを出迎えた魔王の周囲には大勢のサキュバスが。
それを見た途端、ベリンダはどうしようもなく腹が立った。妃としてやって来たのに、ハーレムを見せつけられるのなんてたまらない。だから殺されてもいいから愛さないと言ったのだが……?
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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