太陽と月の子守歌
太陽と月の引力が重なり合う満月の夜。
地平線まで続く長い長い月の道を水面に映した海。
私は、深い深い水の底から、その幻想的な満月の光を眺めていました。
手の中には、小さく真っ白な石のカケラがあり、うっすらと淡い輝きを放っています。
誰かの声なき声が満月に向かって語り始めました。
あなたを愛していました。ずっと一緒にいたかった。それだけでした。
けれども、私たちの運命の歯車は噛み合わないまま回り続けるのです。永遠とも感じられる長い長い時のなかで…………。
これは、あなたと私の愛と呪いをつづる物語。
太陽に何度でも何度でも願う。あなたの幸せを。
月に何度でも何度でも祈る。あなたへの想いを。
地平線まで続く長い長い月の道を水面に映した海。
私は、深い深い水の底から、その幻想的な満月の光を眺めていました。
手の中には、小さく真っ白な石のカケラがあり、うっすらと淡い輝きを放っています。
誰かの声なき声が満月に向かって語り始めました。
あなたを愛していました。ずっと一緒にいたかった。それだけでした。
けれども、私たちの運命の歯車は噛み合わないまま回り続けるのです。永遠とも感じられる長い長い時のなかで…………。
これは、あなたと私の愛と呪いをつづる物語。
太陽に何度でも何度でも願う。あなたの幸せを。
月に何度でも何度でも祈る。あなたへの想いを。
あなたにおすすめの小説
婚約者を想うのをやめました
かぐや女性を侍らしてばかりの婚約者に私は宣言した。
「もうあなたを愛するのをやめますので、どうぞご自由に」
最初は婚約者も頷くが、彼女が自分の側にいることがなくなってから初めて色々なことに気づき始める。
*書籍化しました。応援してくださった読者様、ありがとうございます。
結婚式の晩、「すまないが君を愛することはできない」と旦那様は言った。
雨野六月(旧アカウント)「俺には愛する人がいるんだ。両親がどうしてもというので仕方なく君と結婚したが、君を愛することはできないし、床を交わす気にもなれない。どうか了承してほしい」
結婚式の晩、新妻クロエが夫ロバートから要求されたのは、お飾りの妻になることだった。
「君さえ黙っていれば、なにもかも丸くおさまる」と諭されて、クロエはそれを受け入れる。そして――
あなたの愛が正しいわ
来須みかん旧題:あなたの愛が正しいわ~夫が私の悪口を言っていたので理想の妻になってあげたのに、どうしてそんな顔をするの?~
夫と一緒に訪れた夜会で、夫が男友達に私の悪口を言っているのを聞いてしまった。そのことをきっかけに、私は夫の理想の妻になることを決める。それまで夫を心の底から愛して尽くしていたけど、それがうっとうしかったそうだ。夫に付きまとうのをやめた私は、生まれ変わったように清々しい気分になっていた。
一方、夫は妻の変化に戸惑い、誤解があったことに気がつき、自分の今までの酷い態度を謝ったが、妻は美しい笑みを浮かべてこういった。
「いいえ、間違っていたのは私のほう。あなたの愛が正しいわ」
あなたの言うことが、すべて正しかったです
Mag_Mel「私に愛されるなどと勘違いしないでもらいたい。なにせ君は……そうだな。在庫処分間近の見切り品、というやつなのだから」
名ばかりの政略結婚の初夜、リディアは夫ナーシェン・トラヴィスにそう言い放たれた。しかも彼が愛しているのは、まだ十一歳の少女。彼女が成人する五年後には離縁するつもりだと、当然のように言い放たれる。
絶望と屈辱の中、病に倒れたことをきっかけにリディアは目を覚ます。放漫経営で傾いたトラヴィス商会の惨状を知り、持ち前の商才で立て直しに挑んだのだ。執事長ベネディクトの力を借りた彼女はやがて商会を支える柱となる。
そして、運命の五年後。
リディアに離縁を突きつけられたナーシェンは――かつて自らが吐いた「見切り品」という言葉に相応しい、哀れな姿となっていた。
*小説家になろうでも投稿中です
嘘はあなたから教わりました
菜花公爵令嬢オリガは王太子ネストルの婚約者だった。だがノンナという令嬢が現れてから全てが変わった。平気で嘘をつかれ、約束を破られ、オリガは恋心を失った。カクヨム様でも公開中。
殿下、側妃とお幸せに! 正妃をやめたら溺愛されました
まるねこ旧題:お飾り妃になってしまいました
第15回アルファポリス恋愛大賞で奨励賞を頂きました⭐︎読者の皆様お読み頂きありがとうございます!
結婚式1月前に突然告白される。相手は男爵令嬢ですか、婚約破棄ですね。分かりました。えっ?違うの?嫌です。お飾り妃なんてなりたくありません。
そんなにその方が気になるなら、どうぞずっと一緒にいて下さい。私は二度とあなたとは関わりませんので……。
しげむろ ゆうき 男爵令嬢と仲良くする婚約者に、何度注意しても聞いてくれない
そして、ある日、婚約者のある言葉を聞き、私はつい言ってしまうのだった
全五話
※ホラー無し