Second Life Survival〜人類の99%が去った地球で、少年は獣たちの王となる〜
六次元世界に存在する地球。
いわば、我々の住む地球とは異なるパラレルワールドである。
そこに、東京都新宿区で暮らす一人のホームレスの少年がいた。
名は――霧雨流星。
両親を亡くし、家もなく、学校にすら通ったことのない十二歳の少年。
そんな流星が生きる地球に、ある日、巨大隕石の接近が確認された。
人類の99%は地球を捨て、遠く離れた惑星へと脱出。
残された者たちは絶望し、殺し合いや自殺が絶えず、文明は崩壊していった。
流星もまた、地球とともに死ぬはずだった。
――だが、隕石は落ちなかった。
地球へ衝突する直前、巨大隕石は突如として爆発。
やがて空から、死の灰にも似た奇妙な霧雨が降り始める。
それを境に、地球は変わった。
植物は大地を覆い、動物たちは異形の進化を遂げ、獣人や龍までもが誕生。
魔素に侵された鉱石は魔鉱石へと変質し、かつて空想でしかなかった魔法が現実となった。
そして流星自身の身体にも、変化が現れる。
黒かった髪は白く染まり、牙が生え、その身体は新たな地球へ適応していく。
家なし。
金なし。
学歴なし。
地位も、力も、仲間もない。
すべてを失った十二歳のホームレス少年は、変わり果てた地球で再び生き始める。
やがて獣人たちを従え、国を興し――
後世にその名を刻む、初代皇帝へ。
これは、一度目の人生で何も持てなかった少年と、旧世界に取り残された者たちによる――
二度目の人生の物語。
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