どうめい
――窓側の、後ろから三番目、それが『アレ』の座る席。
両親の離婚をきっかけに、一時的に祖父母の家へと住むことになった主人公・六月一日愛姫。
愛姫が転校した学校には、奇妙な風習があった。クラスに一つ、マネキンが生徒の代わりに置かれているのだ。生徒がいじめられるのを防ぐために用意された、その身代わり人形のマネキンには、呪いの噂があった。
『マネキン生徒と同じ名前だと、マネキンに殺されて、成り代わられてしまう』
愛姫がその噂を聞いたのは、自分が転校したクラスに存在するマネキンが、自分と同じ名前だと知った後だった。
それからというものの、愛姫の周りで奇妙な出来事が起き続ける。自室に忍び寄る誰かの手。校舎内で追いかけてくる生きた人間とは思えない人影。呪いの噂を聞いてから、姿を消したマネキン。
マネキンの呪いから逃げようとする愛姫には、もう一つ大きな問題が迫っていて――。
=====
【動物ネタバレ】
・本作品には猫が出てきます。
・猫は最後まで元気に生きています。
【この作品は『小説家になろう』にも掲載しています】
両親の離婚をきっかけに、一時的に祖父母の家へと住むことになった主人公・六月一日愛姫。
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