あなたにおすすめの小説

婚約者を病弱な妹に譲れと言われた夜、冷徹公爵が「では君は私がもらう」と手を差し伸べてくれました 表紙

婚約者を病弱な妹に譲れと言われた夜、冷徹公爵が「では君は私がもらう」と手を差し伸べてくれました

伯爵令嬢リネットは、長年支えてきた婚約者エドガーを、病弱な妹ミレイユに譲るよう家族から一方的に命じられる。領地運営の書類作成や商会との交渉までこなし、婚約者を陰で支えてきたにもかかわらず、その働きはすべて当然のように奪われてきたのだ。 失意の中で婚約解消を受け入れたリネットの前に現れたのは、“冷徹公爵”と噂される王弟アシュレイ・クロフォード。 彼はリネットの才覚を見抜き、「では君は私がもらう」と告げて、公爵領へ迎え入れる。 ようやく自分の能力を正当に認められる場所を得たリネットは、北方公爵領で筆頭補佐官として活躍し始める。一方、彼女を失った元婚約者と家族は、次第に行き詰まっていき――。 これは、搾取され続けた令嬢が、自分の価値を認めてくれる人と出会い、後悔する者たちを置き去りにして幸せを掴む物語。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 13,984
【完結】妹の結婚のため、姉である私は辺境へ嫁ぐことになりました〜家を支えていたのは私だったようです〜
 表紙

【完結】妹の結婚のため、姉である私は辺境へ嫁ぐことになりました〜家を支えていたのは私だったようです〜

妹ばかり愛する継母。 争いを避ける父。 フォルディア伯爵家で、長女エレナは何でも出来て当然な娘として、領地運営も帳簿管理も、全てを静かに支えていた。 そんなある日。 本来はエレナへの縁談だった侯爵家との婚約は、妹へ譲られることになる。 代わりに与えられたのは、田舎と噂される辺境伯家への嫁入り。 けれど…。 「これだけ働く人材を、放置していたのか」 辺境伯家だけは、エレナの価値を正しく見抜いていた。 これは、便利な娘として扱われていた令嬢が、初めてあなたが必要だと言われるまでの物語。
恋愛 完結 長編
文字数 80,264
妹に何もかもお譲りいたします。ただ、商会がお代を待ってくださるのはわたくしの署名にでございますので、来月から現金でお支払いくださいませ 表紙

妹に何もかもお譲りいたします。ただ、商会がお代を待ってくださるのはわたくしの署名にでございますので、来月から現金でお支払いくださいませ

「お姉様のお名前なんて、書き写せばよろしいでしょう?」 妹がわたくしの婚約と、金庫の鍵を持っていったとき、父は譲渡の書面にご署名なさり、母は妹の髪を撫でておりました。この十年、この家でわたくしの名を呼んだ人はおりません。「お前は強い子だから」と、それだけは何度も言われましたけれど。 ですから、惜しくはございません。屋敷も、婚約も、家督も、すべて差し上げます。 ただひとつだけ、お渡しできないものがございます。 ——信用でございます。 十七の年から、仕入れの支払いはすべてわたくしが立ててまいりました。春の麦も、夏の鉄も、冬の炭も。商会が三月お代を待ってくださるのは、コルビエ伯爵家に対してではなく、わたくしの署名に対してでございます。 譲れと仰るなら、いくらでもお譲りいたしますわ。 けれど信用は、こちらから差し上げるものではございません。向こう様がお決めになるものでございますから。 来月の仕入れから、現金でお支払いくださいませ。 ※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
恋愛 完結 長編
文字数 81,709
新年の挨拶に、夫が私ではなく妹を連れて行ったので離縁します。お義母さまは「わたくしは嫁の味方です」と息子を見限りました 表紙

新年の挨拶に、夫が私ではなく妹を連れて行ったので離縁します。お義母さまは「わたくしは嫁の味方です」と息子を見限りました

嫁いで六年、侯爵夫人のロザムンドは、毎年の新年の挨拶に夫と並んで王宮へ上がってきた。けれど今年、夫が腕を貸したのは妹のクラリッサ。妹が着ているのは、ロザムンドが仕立てさせたドレスだった。「公爵家の娘なら、どちらでも同じだろう」夫はそう言うが、名簿の七番目に書かれていたのは、ロザムンド自身の名前。静かに支えを引き上げて離縁すると、侯爵家の席次も招待状も崩れはじめる。息子を見限った義母と、夜明け前に門の前で足を止める王都警備総監の伯爵とともに、甘い一年を取り戻すまで。元サヤはありません。全六話。
恋愛 完結 短編
文字数 12,478
婚約者の欲しがり妹が僕を欲しがっているのだけど 表紙

婚約者の欲しがり妹が僕を欲しがっているのだけど

僕の婚約者には、「欲しがり妹」がいる。 ある日、ついに彼女は、姉の婚約者である僕を欲しがり始めた。 君は誰からも愛されて当然だと勘違いしているようだけど、僕が心から愛しているのは、君のお姉さんただ一人なんだよ? *小説家になろうにも投稿しています。 *8/30続きを書きました。
恋愛 完結 短編
文字数 11,068
夫が王宮舞踏会の開幕の一曲を愛人と踊ったので、離縁します。侯爵家の招待状も王太后さまとのお茶会も、ぜんぶ私が回していたのですけれど 表紙

夫が王宮舞踏会の開幕の一曲を愛人と踊ったので、離縁します。侯爵家の招待状も王太后さまとのお茶会も、ぜんぶ私が回していたのですけれど

結婚六年目の秋、王宮舞踏会。夫婦で踊る開幕の一曲を、夫は愛人と踊った――侯爵家の社交を六年間支えてきたのは、招待状の一枚から王太后さまとの縁まで、すべて妻のアメリアだったのに。ならば、その糸をぜんぶ引き上げて離縁します。招待の返事が来ない。縁談が流れる。王家の狩猟会から外される。音を立てて崩れる侯爵家を横目に、アメリアの前には「開幕の一曲を十二年間踊らない」北の公爵が現れて……。全六話。
恋愛 完結 短編
文字数 12,056
王太子様には優秀な妹の方がお似合いですから、いつまでも私にこだわる必要なんてありませんよ? 表紙

王太子様には優秀な妹の方がお似合いですから、いつまでも私にこだわる必要なんてありませんよ?

公爵令嬢であるラルリアは、優秀な妹に比べて平凡な人間であった。 これといって秀でた点がない彼女は、いつも妹と比較されて、時には罵倒されていたのである。 しかしそんなラルリアはある時、王太子の婚約者に選ばれた。 それに誰よりも驚いたのは、彼女自身である。仮に公爵家と王家の婚約がなされるとしても、その対象となるのは妹だと思っていたからだ。 事実として、社交界ではその婚約は非難されていた。 妹の方を王家に嫁がせる方が有益であると、有力者達は考えていたのだ。 故にラルリアも、婚約者である王太子アドルヴに婚約を変更するように進言した。しかし彼は、頑なにラルリアとの婚約を望んでいた。どうやらこの婚約自体、彼が提案したものであるようなのだ。
恋愛 完結 短編
文字数 26,638
「病弱な妹に婚約者を譲れ」と言われたので譲った結果、実家は破滅したようです 表紙

「病弱な妹に婚約者を譲れ」と言われたので譲った結果、実家は破滅したようです

「マリアベル。君との婚約を棄させてほしい。……いや、正式には、僕の婚約者を、ルサルカに変更することに、君の同意をもらいたい」 部屋の空気が、ぴたりと止まる。 妹のルサルカは、ジュリアンの肩に顔を寄せ、可憐に震えてみせた。 「お姉様、ごめんなさい……。でも、私、ジュリアン様なしでは生きていけないの。ジュリアン様も、私を愛してくださって……。お姉様には、ハルデン侯爵夫人の座は重すぎると、ジュリアン様もおっしゃって……」 「お前には、長女としての義務がある。ルサルカの幸せを第一に考えるのが、お前の役目だ。ジュリアン殿は、我が家にとっても最高の婿殿となる。あの子の身体のことも考慮し、ハルデン家が全面的にサポートしてくれると約束してくださったのだ。お前は一歩引き、妹の門出を祝うのが筋というものだ」 (祝う……?) 私の婚約者を奪い、私の名誉を泥に塗れさせ、その上で、笑顔で祝福しろと言うのか。 この瞬間、マリアベルの心は決まった。
恋愛 完結 短編
文字数 59,747