逆襲物語ネイキッド・ブレイド
「ビキニアーマー、だとぉ……!?」「我等を舐めるな、〈自称〉現実(リアル)!!」
半裸(ビキニアーマー)の美少女、それは世界で最も恐るべき抜き身の刃!
水で満ちた宇宙に浮かぶ泡の世界・混珠(こんじゅ)。
その片隅で仲間達との冒険者生活を慈しんでいた、かつてとある地球の少年であった転生者の少女リアラの日常は突如崩壊した。
邪悪な異世界転生チート達の秘密結社、新天地玩想郷(ネオファンタジー・チートピア)の攻撃に惨たらしく殺される仲間達。
そんなリアラを救ったのは、ビキニアーマーを纏う美少女、チートに抗う力を持つ竜の勇者ルルヤ。
今、敢えて古の道を行く時代遅れな奴等の逆襲が始まる!
(イラスト・風見屋様に書いて頂いた物、読者の方が依頼し忍坂けの様が書いて下さった物、板野かも様が依頼し瑠華様が書いて下さった物)
半裸(ビキニアーマー)の美少女、それは世界で最も恐るべき抜き身の刃!
水で満ちた宇宙に浮かぶ泡の世界・混珠(こんじゅ)。
その片隅で仲間達との冒険者生活を慈しんでいた、かつてとある地球の少年であった転生者の少女リアラの日常は突如崩壊した。
邪悪な異世界転生チート達の秘密結社、新天地玩想郷(ネオファンタジー・チートピア)の攻撃に惨たらしく殺される仲間達。
そんなリアラを救ったのは、ビキニアーマーを纏う美少女、チートに抗う力を持つ竜の勇者ルルヤ。
今、敢えて古の道を行く時代遅れな奴等の逆襲が始まる!
(イラスト・風見屋様に書いて頂いた物、読者の方が依頼し忍坂けの様が書いて下さった物、板野かも様が依頼し瑠華様が書いて下さった物)
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第五十九話。
繋がりの強さと、一人よがりの儚さを見た。
折れた方が負け。今後にも響く痛手を、彼は乗り越えられるのか。
無意味な仮定ではありますが、此度の戦いでの彼の様をテルーメアが見たらどう思ったのやら。
親子の戦いの中、挑む子は一時とはいえ親を凌駕して見せ、親は己を凌駕した子に学んだ。
迫り超える子、超えられて尚上をいく親。正しく親子の在り様ですね。
そして遂に帰還の時。
次回、我々(読者)は神話の目撃者となる。
言わば片方は「二人の絆ではなく、独りよがりが二つあっただけ」の状態なわけですね。
そう、因果は応報します。その先に今は亡き女がもしこれを見たらどう思ったかは兎も角、ここから二人がどうなるかについての描写はしてまいります。
ラトゥルハについては、ここからひとつの大きなクライマックス、そして、その先やいかに、という感じです。抜きつ抜かれつの力の先に何がこの戦いに決着を付けるのか、という。
そして次回、というか次回からのシリーズにおいて、ある意味偶然ですが酷くタイムリーに、神話の時代がやってきます。よろしくお願い致します。
なるほど。鴻上氏も言っていましたが、「人生を生きていると、傷つくことがある。だけど、そこには、正しく傷つく方法がある。正しい傷つき方は、実り豊かなものをもたらすがね失敗した傷つき方は、自分の傷をゆがめるだけ。」と言っていました。この物語は「正しい傷つき方」なんですね。
昨今、「自分が傷ついたから、他人に何をやってもOK」な犯罪が多発しております。
ぜひとも、彼らこそ、この『ネイキッドブレード』世界にぶち込んで更生してやりたかった・・・。
傷ついて、尚進む。汚れても、尚立ち上がる。
「不完全でも、それでも」
第三章のテーマがそれですので、まさにそれをしっかり受け取っていただき感謝です。
実際、そこらへんのバランスには日々苦労して頭を悩ませ頑張っております。
うまくいっている感じなら幸いです。逆に、ここはやりすぎあるいは足りないのでは、というところがあったりした場合は、その旨感想お願い致します。
今後ともよろしくお願い致します。
第五十八話。
なんと見事な、かつ爽快な逆転劇。
これまで敵が見せつけてきた札を、瞬く間に次々と打ち破っていく。
思想や認識の違い、心の在り方や積み上げたものが勝敗を決めたのですね。
心理描写もそうですが、やはり下げてから急上昇させていくスカッと具合が溜まらない。
次話も期待してます。
それにしても平坦なのか。平坦なのか(大事なr
ご評価ありがとうございます!
まさに、ここまで積んできたものが勝敗を極める、それを意図して書いてまいりました。
ビルドアップは長かったですが、痛快の感情を読者に感じていただけた事、うれしく思います。
ここからまだそういう描写は続きますので、これからもよろしくお願い致します!
そして……平坦ですw
遺伝子上の父も母も巨乳なのになぜかw
(父も母も巨乳というのは落ち着いて考えれば中々インパクトのあるパワーワードですが)
第五十七話。
序盤の二人の清廉さと、中盤のゼレイル達の下劣さが対照的。
復讐の方法、応報の範囲、それらが悪役的でありながらも納得ができるのは、おそらくリアラも読者も同じではなかろうか。
苦々しくも逆の立場に立っての感情移入が可能なのが描写として上手い。
不良娘の成長を感じつつ、ルルヤの心情にも共感。
さて如何なる戦いが待っているのか。 いつもながら、否いつも以上に心待ちにさせてくれますね。
魅せてくれるか? 待つ次回。
清廉さと下劣さを明確に認識させつつ感情移入のバランスをある程度取れているのはよかったです。
ラトゥルハとルルヤに関する描写もうまくいっているようで安堵。
次回以降からの戦い本番も、頑張ってまいります。
今後ともよろしくお願いいたしますっ。
第五十六話。
当事者の主張と第三者の視点による意見の応酬。
善性と悪性、立場と状況、主観と客観、自己と他者、まさに葛藤そのものですね。
そこに答えは無いかもしれない、開き直りと言われるかもしれない。
そんな不完全さでも「それでも」という前進。
次回もまた決闘という名の葛藤が見られますかね。
己の心の内でなく、他者の主張という物理的な相手との。
正義を目指す事こそが悪と言われるような時代でも。
たとえ、不完全でも。
それでも正義を目指してもいい筈だ、と。そういう思いを込めて描きました。
次回からはいよいよ再び戦いの時間です。前編はまだ助走ですが、中編以降は、リアラが己の葛藤と向かい合った結果を出していく予定です。
第五十五話。
雌伏の時なれど意外と手札も逆転の目もある様子。
もっと絶望的かと思ってた。
あとは精神的な回復。リアラへの名無しの心遣いが、声掛けの言葉から感じられる。
次回は会話多めか、それともモノローグでの解説か。
待つ、次話。
手札に関しては、ここまで積み重ねてきたものがありますからね。経験も知恵も。
積み重ねたものが多いからこその葛藤もありますが……
会話に込められた細かい心について感じてくださって嬉しく思います。
あっという間に55話ですか。第一話がかなり新鮮に読めますね。
しかし、私もシリーズを書いているんですが、前の話に目を通して確認する作業は、大変ですね。
毎回毎回この作業をされている博元様は、エライです!
ところで、関係ないですが『二次創作のチート』っていかがですか?
二次創作の楽しく、原作者のタガを超えたところに着地できる。恐ろしいところは二次創作者の好きな通り物語を改変できる、ってところにあると思うんです。
私も、前例をかけて作った物語に「イランことをするな」とぼこぼこに言われた経験がありますし・・・。
作者でも食い止められない作者、それが二次創作。
要するに「物語の神」を唯一凌駕できる神。それが二次創作の作者ではないんでしょうか?
二次創作が一周回ってきて、オリジナルが耳目を集める昨今になっているような気がいたします。
今だからふさわしいチートだと思いますが・・・。
前の話の確認は、実際大変で、苦労しております。
前の話チェックしてたら誤字とか見つけて修正する事になったりとかもありますし……
二次創作のチートについては、うまいところに目をつけられますね。
実は詳細はネタバレになるので伏せますが、既に登場しているキャラクターに、二次創作が密接に関わってる奴がいるんですよ!慧眼!
後々そこらへんの描写は行われますので、ご期待くださいっ。
第五十四話。
全体通してまさに、一方、その頃な話。
序盤のゼレイル達の様子は、穿って見ると、ゼレイルの知らぬところで既に……という気配が。
彼女の言葉、それは真実心からのものなのだろうか?
中盤以降は分かっていてもどうにもならない、しかしどうにかしようと抗う姿。
兄は器を見せた。弟はこれからがある。そして敵は容赦なく潰さんとする。
兄と敵の容赦なき勝敗への掛け合いが見事。 状況的優劣はともかく、この二人は対等に口撃を交えている。
番外挟んでの残り二話、いかにして過不足なき描写で満足させてもらえるのか、期待。
ゼレイルに関しては当たってるといっても外れていると言ってもネタバレになるので詳細は言えませんが……
しいて言えば、この後のリアラとルルヤのシーンと対比になっているとお受け取り下されば幸いです。
二人と二人の在り方の違い。それに注目して読んで下されば。
そして抗う混珠の民達は未だ不屈。その中で主人公達がどう再起するか。
次回中編はまだ途中までですが、その次の後編については、いつでも本気で書いてますがその中でも特に120%オーバーのパワーが籠った作品としております。どうかお待ちください。
なるほど。復讐に焦がれる敵ですか。
復讐ってのは、ある意味究極の正義だと思います。主人公サイドの「復讐」とどう違うのか、たっぷり堪能させていただきます。
また、ファンタジー世界なのに科学者が出てきたのも、うなずきます。
ネットは犯罪の道具となり果て、ロボットは玩具と兵器になり果てた。
まさに、おっしゃる通り。
特にネットは「悪意の巣窟」やたらと人を信用できなくなった一因は、ネットでのトラブルが一因となっていると思います。
ただ、ネットもいいところがある。
本来なら、全国津々浦々を回ってしか手に入らないレアグッズが、クリック一つで買える。
これは驚異的だと思います。
そしてもう一つ、こういう形で博元様と友達になれたじゃないですか!
まったく見ず知らずの、住む世界が全く違う人が、親友になれる。
そんな可能性も、あると思うんです。
確かに、ロボは兵器になりました。しかし同時に、医療・そして生産を飛躍的に向上させる一因ともなりました。
かの博士が、そんな部分に目を再び向けてくれる。きっとそう信じています。
個人的には「時よ去れ。お前は醜い」ってところににやり。
博元様は博学ですね。
ファンタジーには珍しい? 衒学的ミステリの味がするのも、博元風味です。
復讐と復讐の激突は、後半の大きなテーマの一つです。
それは正義についての話であると同時に、そもそも輪廻転生等の「二度目の人生」自体が、「ままならぬこの世、一度目の人生、現実への一種の復讐」であるからで、転生について語る以上避けて通れず。
そして、科学が敵として出てくる所もまた、この作品の大きなテーマである「物語と現実の戦い」の一側面なので大切なものです。
科学は地球人とその現実を象徴するものであり、正に言われた通り善悪両面のあるものであり、その悪性はこれまで劇中で描いてきた通りですが、その善性は言われた通り私とあなたを結び付けこの物語が世に公開されているように善なる要素もとても強いもので。
そんな中で、主人公達の復讐が他の復讐とぶつかる中でどう自分達の道を正しいものとしていくのか。
『文明の欲能』が、科学が、現実が、どこにたどり着くのか、それと人はどう接するのか。
後半のテーマの一面を象徴するものとして、それをがっちり書いていければと思っています。頑張ります!
そして時よ去れ、すなわちファウストとメフィストフェレスのパロディも、そういう物語の要素として欠かすべからざる所。反応していただき感謝。お目が高い!
これからもよろしくおねがいいたしますっ。
第五十三話。
まずは敵のターン。
手段やら方法やらがこう、物語として”分かっている”上でのメタ張りという反論封じな的な内容なのが凄いというか酷い。
これまで以上に本格的に封じ込め、逃げ場を無くし、追い詰めるやり方なんだな、と。
どうやって打開するのか見当も付かないが、だからこそ反逆に期待が募る。
遂に動き出したトップ達の動向にも注目ですね。
それと、結構長くなりそうな気配が……三分割とか無いですよね?
敵がメタ張ってくるのは、何しろ敵も現代人の転生者ですからね。
物語を外側から眺める力というのは、ある意味転生者の特徴のひとつですから、そういう描写を欠かすべきではないと。
そしてその上で、ああいう転生者達であるからああなる、と。現実の負の面をそれぞれに体現する存在と、そういう特徴を組み合わせると、そういう特徴にはこういう面もあるんだぞ、と、される側の視点を提供するのは、この作品では描写すべきことだと考えましたっ。
のですが……そのために、じ、実は、敵の状況主人公たちの状況味方のそのほかの状況を書いた上で改めて主人公たちが目下の心理的・倫理的問題にどう対決するのかを描くのと、物理的な都合の問題もあり、三分割どころか前中後編の上に間に番外編が挟まります……
この話が終わったら物語の流れが一気に変わる、そのための最後の準備・助走・踏ん切り的なエピソードなのです。そして作者もこのエピソード群の最終局面は、実に悩み、深く考え、振り絞りながら苦労して書いております。
それゆえでございますので、どうかご容赦下さい、なにとぞ今後ともよろしくお願い致しますorz
第五十二話。
あれやこれやと色々ヤバいのが出てくるな。
今回、絶妙なタイミングで命が繋がった印象。一つ何かが違っていたら、きっとそこで終わっていた。
リアラとゼレイルは復讐者としての先輩後輩の関係か。
良し悪しや結果はともかく、己を見詰め直し、または学んでいくのでしょうね。
核心に迫り、その先に何があるのか?
目が離せない。
ラトゥルハとゼレイル、それぞれ物理的にと精神的に、濃厚な描写を心がけてますからね、ヤバいにヤバいを掛け算して激ヤバ志向で濃厚過激描写で刺激的な魅力を出そうと頑張ってます。
誰かの判断が少しでも変わっていたら何かが変わっていて、けれどそれぞれの判断は、それぞれの魂のあり方と密接に絡んでいて、という感じも込めてます。
そしてリアラとゼレイルはまさにそうで、復讐者対復讐者の中で、己の復讐をどう鍛え抜くのかを、そこからの二人の復讐の激突・復讐者としての競い合いの結果とその先を、という感じで、頑張って書いてまいります。今後ともよろしくお願い致します。
第五十一話。
前回の一歩引いた第三者目線での敵の邪悪さの強調に対し、今回は再び一歩近づいた当事者たちの状況。
ルルヤ側の見応えのある手札の切り合い、互いの新戦力の応酬に手に汗握りつつパロディ元を思い浮かべてニヤリ。
リアラ側は怒れるゼレイルの苛烈さに感情移入しつつ、リアラの行動と言動に「何か」を感じて深読みが止まらない。
これかはこう動くのだろうかという予想と、それを上回る展開であろうという期待が思考を占める。
予想の的中具合は? そして予想を上回るであろうという期待を胸に、次回をお待ちします。
丁々発止の戦闘の合間にいれたラトゥルハ周辺のパロディに関しては、端休めになったようでよかったです。
リアラとゼレイル、特にリアラの内面については、物語的に今あえて抑え目に書いて、今後除去に明らかにしていく形になります。リアラの心が明らかになる過程、そして、リアラの心が動いていく過程を並行して描いていく、というイメージです。
第三章後編における主題の一つとして、これからの全体を貫き第三章後編における決戦開始前後に向けて、じっくりしっかりやっていく予定です。
予想を上回れるよう、頑張って書いてまいります。
今回は、抜きんでて迫力が決戦あるシーンですよね。執拗なまでに「死なす」ことにこだわる敵方には、執念さえ感じます。最近の世の中って、極論すればすぐ「死ね」とい言い出すのに躊躇がなさそうに見えます。その負の感情を、うまいこと作劇に使うテクニックに感動。うまいこと「人を傷つける世の中」へのアンチテーゼになってますね。
ありがとうございます。あのキャラについては、負の感情、人を傷つける世の中という要素も、正にキャラクターの根幹のひとつとして設定していますので、狙いが通っているようで嬉しく思います。
憎悪、否定、負の感情、向けられるそれらとの衝突は、この世においてはそれを全て避ける事はできない、それをどうする、という面からの第三章の主題の描写で。
故に今後とも続くその話の流れに注目していただきたく思います。それがどういう結論に至るのかを。
今の時点で、全くインフレに勝てる気がしなくて心配です!隙がなさすぎるw
第二章後半をお読みになられているところですね。
感想ありがとうございます!とても嬉しいです!
『インフレのチート』は正にその名のとおりパワーインフレの極致で、実際その後のエピソードに登場する敵達と比べても、単純な破壊力では明確に最強という設定がされているキャラクターだったりします。
果たしてどんな戦いの結末が待つのか、是非その目でご覧下さいませ!
ええっ!? 悪役令嬢死んじゃったの!? ファンだったのに!
だけどこの容赦のなさ。そして「殺したくはないが殺さなければ」という悲壮感が、古の特撮の「幹部の悲劇」の用でいいですね。
特撮的要素は確かにありますからね……そこらへんの影響もあるかもしれません。
何れにせよ『悪嬢』、『惨劇』とは別ベクトルで名悪役となれたようで。
実際、際どく悩ましい展開でしたが、丸々ひとつ彼女の為のエピソードというべき話がある、ああいう運命でなければたどりつけない境地があった、等、彼女については誠心誠意書きました。
彼女が存在した意味はあった、そういえる物語に出来るよう、頑張ります。
第五十話。
復讐の連鎖という重いテーマが、目的以外を意識し始めた娘が、第三者の手の平の上という舞台を見せられたせいで距離が置かれた感じがする。
視点を遠ざけられた事で重要な場面に踏み込む前の準備ができた事は幸いだが、どうにも注意が散漫になりそう。
同時にそれすら計算に入れた、意外な展開を魅せてくれるという期待も。
さて次回の動きや如何に?
事実、正に、復讐者に復讐する者も、自意識を持ちはじめた少女も、弱肉強食の地球たる玩想郷の掌の上である事に変わりは無いですからね……
それと対峙する主人公も纏めて掌の上に置こうとする敵上層部の邪悪さを描写したかった感じですが、実際感情移入という点は課題を残したかもしれません。
次話機体に添えるよう頑張りますが、場合によっては第五十話に加筆修正も考えるかもしれません。
(行なったかどうかについては近況ボードで告知します)
頑張りますので、どうか今後ともよろしくお願い致します。
第四十九話。
この顛末が後世でどう語られようとも、今この時この場所を表すに適切で無いものであると断言する。
「悲恋」「因果応報」こんな言葉で評して良いものではないだろう。
割り切れないはずなのに、色んな事を足したり引いたりした結果、出た解が=0になった。
「悪役令嬢」と「悪役令嬢物」を掛け合わせた、その納得のいく落し所、最適解がこれという印象。
若干モヤモヤした思いはあれど、その上で言おう「これでいいのだ」と。
こうなってしまった。こうなってしまったからわかったことがあった。
悲恋というには余りにも互いの感情が複雑で。しかし、それが因果応報に言わば異を唱えそうはさせなかった。
掛け合わされた悪役令嬢と悪役令嬢ものに対し、彼女は悪役令嬢ではなく、この物語は悪役令嬢物ではないと。
後に残ったむき出しの心と命が。もやもやしても尚最適解、これでいいのだに至ったのであれば。
その命の先に紡がれる因果の絡むこの物語、どうかこれからもよろしくお願い致します。
「復讐者だからバンバン人を殺していい」(意訳)って言葉が悲しく響く話ですね。
全ての物語が、そこへ一気に収束していく。そんな感じです。
正に。そして、その言葉を口にした者もまた、己の愛の為に多くを殺め、そしてまた愛する人を騙して罪の意識なきまま多くの人々の命を殺めさせているのです。
収束する死と悲劇の中に最後に残るものは何か。
それをしかと描けるよう、頑張ってまいります。
第四十八話。
今回の一件をもって、両者共に「思い知った」のですね。
これで彼らは「対等」になった。
ここからどう動くにせよ、苦いですね。
「様を見ろ」と笑う者も居そうですが。
正に。苦いですが、正義と復讐の物語においてこれは、描写される話もされない話もありますが、この作品的に避けては通れない事だと思うのです。
この二人の戦いは、ある意味此処に始まり、ここからが正念場です。
対等の戦いの果てに果たして何があるのか。
どうか引き続きご覧ください。
第四十七話。
両者の主張、揺れる天秤のごとく互いに譲らず。
どちらも理があるように見えど、違いは客観視の有無か。
なんとなく差が、そして機が見えてきた様子。
いよいよ勝負の時。
果たして勝者は、意思貫くものはどちらか?
そう。正に、この後、その違いを描いていく物語となります。
それぞれの違い、そしてそれぞれの結末を。
違いのひとつが客観性なのでは、という感想は、正に作者としては我が意を得たりで。
それ以外のメッセージなどもの今後上手く出来るよう頑張っていきます。ありがとうございますっ!
ハリウッド映画のような大戦から、一気に知能計略戦へ! 映像が浮かびましたよ。さすがは気合を入れて書かれているだけありますね。
応援ありがとうございます。第三章は第二章と違い、知略が多い展開ですからね。章ごとに違いを出して、別の魅力や楽しみを味わえればと思って、頑張っております!
第四十六話。
表と裏でそれぞれ話が進んでいく。
表舞台の歯がゆく希望の目の見えぬ戦闘。絶体絶命を思わせるヒキから如何にして転がるのか。
一方の舞台裏で明かされる謎と暗躍の一端、そして未だ明かされぬ核心部分。
更にラスト、舞台そのものを司る脚本についてが語られ始める。
徐々に進む解明の数々に興味が惹かれて止みません。
ああ、次回はまだか。
底が無い程の悪意の地獄は現実の悪、玩想郷そのもの。今回示された驚愕の「裏」も。
それに対して主人公達も抗い続けますが、まさに此処から、大きく転がる展開があります。
その果てに希望はあるのか、希望の先に更に絶望はあるのか、双方の知恵比べと力比べが、その中に絡むさまざまな人々に何を齎すのか。ぎりぎりの状況が今少し続きますが、本エピソード郡が終わるとき、大きな動きを、テーマを、課題を示す積りです。
第四十五話。
尺の大量に使った変身シーンに、出るわ出るわのパロディのオンパレード。
詠唱も韻を踏んでのものから口語体的なものと、それぞれ個性が出てますね。
リアラは物語の主人公格(+1)という新たな敵と、一方のルルヤはこれまで通りの打ち破るべき敵との戦闘。
一筋縄ではいかないであろう事は勿論ですが、決着の仕方もこれまでとは違った形になりそうな予感。
話の展開に予想が広がり、それが続く話の中でどれほど的中または外れるか、そんな楽しみを見出します。
では、それを期待して次回を待ちます。
詠唱に関しては各人の理念・個性を込めております!
そして、敵に関して、お目が高い。実際、メインはリアラが相対している敵なのです。
逆に言えばルルヤがどう動くかがリアラをどれだけサポートできるかでもあり。
伏せ札見せ札、話の筋、両陣営の勝負は、両陣営知恵を尽くし進む方向を研ぎ澄まし競い合っております。
その競り合いの果てに何処に行き着くか。今後ともよろしくお願いします。
第四十四話。
これが帝龍の、やんごとなき身の上の血なのか。
太子の両名がどちらも王者の資質を身に備え、その上で相対した相手に好意を持ち、より良くあろうと手を指し伸ばす。
対する『旗操』と『悪嬢』は、これにどう応じるか。
ギャルゲーの主人公と乙女ゲーの悪役という対照的な二人ですが、一方は道を踏み外して破滅する匂いがし、もう一方はジャンル故の別の道に乗りそうな気配。
なんにせよここが二人の分岐点、真竜の勇者の介入は果たしてどのような結果を生むか。
というかリアラ達、狂言回し的な立ち位置になりそう。
これが混珠なのです。リアラとルルヤが守るべきと思って守る世界なのです!と、意図して書きました!伝わってうれしいです!
そして『旗操』『悪嬢』の運命は、正にこれからどうなるかの見所。急転直下が待ちますが、その先にも更にそれぞれの運命がありますのでどうかお楽しみください。
そしてそんな中でも、主人公達の描写も頑張ってまいります。彼等の使命は重く、敵の悪意も重く、ソシテ股背負った宿命もあり……
描写頑張ります。よろしくお願いしますっ!
今回もこった構成をしていますね! 素晴らしい。
特に、どこを探しても無かった文書が「口伝」だったところなんか、法月倫太郎ハダシですね。
複数の戦場での戦闘の同時進行はこれまでもやってましたが、戦闘と平行してそろそろ明らかになる設定や使われる伏線があったりしますので、構成は頑張ってます。凝りつつも少しでも読みやすくと努力します。
数千年の口伝、偶然のメモとかは、ファンタジー歴史をやれたかと思っております。
引き続き頑張っていきますー。
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