逆襲物語ネイキッド・ブレイド
半裸(ビキニアーマー)の美少女、それは世界で最も恐るべき抜き身の刃!
水で満ちた宇宙に浮かぶ泡の世界・混珠(こんじゅ)。
その片隅で仲間達との冒険者生活を慈しんでいた、かつてとある地球の少年であった転生者の少女リアラの日常は突如崩壊した。
邪悪な異世界転生チート達の秘密結社、新天地玩想郷(ネオファンタジー・チートピア)の攻撃に惨たらしく殺される仲間達。
そんなリアラを救ったのは、ビキニアーマーを纏う美少女、チートに抗う力を持つ竜の勇者ルルヤ。
今、敢えて古の道を行く時代遅れな奴等の逆襲が始まる!
(イラスト・風見屋様に書いて頂いた物、読者の方が依頼し忍坂けの様が書いて下さった物、板野かも様が依頼し瑠華様が書いて下さった物)
うむ、ひっくり返しましたね。これぞカタルシス。見事な逆転劇。
そして散見するパロディの数々。あの角度あるのか、立ってたのか、やってたのか勇者。
結局のところ、一番〈現実〉を見ていなかったのは欲能者の方だったという。
混珠世界という〈現実〉と折り合いをつけず、現実という名の〈妄想〉に逃げ込んだ者たち。
お前こそ現実を見ろ。この〈魔法が本当にある世界〉を。
というか才能に胡坐かいてた天才が努力家に……という王道展開そのものかこれは。
チート(ズル)と王道、どう使うかで紙一重。描写次第ではありますが一緒にしちゃいけませんね。
何はともあれ、未完と書いていまだおわらず。
以降の物語も楽しみに待ってます。
相変わらず思い当ってニヤリとするようなパロディの数々が散りばめられた物語ですな。
それと対比される形で語られる混珠世界の仕組みも興味深い。
戦闘シーンも胸糞が悪くなるような展開多発。
読んでてストレスが溜まるのに、面白いから読み進めざるを得ないとか、なにこの拷問? 胃にくる。
戦闘という形であるならば正に無双のルルヤも、読み手としての経験から展開を予測し優位を得ようとするリアラも、この隙のない悪意に包まれてもがいている。
そんな中で苦しみながら抵抗するミシーヤこそが、あるいは打倒の楔となるか。
リアラに差し向けられた切り札も厭らしいまでに強力……のはずなんだけど、どっか薄っぺらい感じがする。
追い詰めている描写はあるけど、それでもリアラの内面が描写されて無いからだろうか?
とまれ、鬱屈した内容だっただけに、さいごの平仮名だけの一文が清らかで神々しさを感じさせるものでありました。
次回からのカタルシスを信じて、次回まで胃に穴をあける心持で待っております。
第五話の敵でも大概なのに、これ以上あるのかと思ってましたが……こうくるか!
そしてこの舞台の凄まじさ。
「現代日本の負の側面をコンクリートミキサーに入れてぶちまけた、ここは玩想郷の洗脳所」
そんな最低野郎の予告じみたモノローグが浮かびましたよ。
それと大して変わらないリアラの前世世界も大概だな。 説明がほぼジョークの領域。
現代サブカルチャーの設定に悪意を混ぜ込んで、醜悪かつ冒涜的に変貌させればこうなるか。
いっそクトゥルフ的と考えてもよさそう。SAN値が削れる。
ここではルルヤでなくリアラこそが対応でき動けそうですね。
知るが故に対抗可能。 ここがリアラの正念場。
予想されうる凄惨な事態に如何なる展開をもって打破するか。次回が待ち遠しいです。
誤字ではない第四話の秘密が今明らかに!
飛ばした話を一まとめにして総集編として公開。 それでいて話として違和感が無いのが面白い。
新しく登場したキャラたちの恰好やら性癖やら味のある事。
決意や願いは素晴らしいし熱いけども、それはともかくって感じでトンでるわ。しかしらしい。
う~む、この作者から某漫画家の発する香辛料の匂いを感じる。きっと強力な(悪)影響を受けていたに違いないw
今回もそうだけど、美味しいところだけ切り取って食わせていくという作風なんだなこれ。
他の部分は余韻から想像しろと。そしてできるだけの味があるのがニクイ。
さて次なる味はいかに?
なるほど、今回は箸休めな回ですね。細部にリアリティが宿るという通り、単位にまでこだわった設定、そしてアスキーアートまで使ったマップ。そのアイディアに脱帽いたしました。
また、それだけでなく、血沸き肉躍る戦闘シーン。口にするセリフのイキ。わざとハイライトだけ残しているところが、また興味をそそりますね。
俺TUEEEEE! ホルホルホルホルしてるやつが爽快にぶん殴られる感覚がすごいいいです!
大体、最近「俺強い」系が多くてうんざりしてますもん!
そこで「ファンタジーなめるな、リアル」なんですね。
執筆、頑張ってください!
誤字でなく、いきなり四話。 さて、どう動くものやら。
主人公、ビキニアーマーになる。
普通に聞けばギャグだろう話なのに、合理的かつ実益を兼ねた理由があってビックリ。
たしかに目立つ格好だけど、逆に元々そういう格好で行う職業やってればそりゃ気付かれないわな。
アーマー自体やらやっていることにも真っ当な理由付けが有るし、なるほどそうか!と膝を叩きましたよ。
これなら他の色物装備、例えばミニスカ装備とかにも何らかの意味が付きそうw
そしてこの格好だからこそ起こりえたであろう展開と、それを起こす敵が……そんなもの知るかとばかりに数話目にして撃破。
とことん 古典展開ですよね。男女、TS、エロといった昨今の流行を、古き良き時代の雰囲気でもって持ち込ませない。物語自体がそう言う構成なのもありますが、そのへん徹底されてる。
『作音』は現代的ですが、ルルヤと雰囲気が飲み込んでますし。
全体的に、過剰な現代テンプレに対する批判があふれてますね。敵自体もその化身だし。
特に玩想郷のメンバー。ある意味で現代テンプレへのアンチ。
どんなチートを得ようとも、結局現実でのリア充が変わらず勝ち組であり続けるという実態。ファンタジーなど道具でしかないのだと。
キャラクターそれぞれも「他の作品」で類似する奴が居そう、と思わせる面々ばかり。
これらを面白く感じるか否かで楽しめるか決まるかな。
神話はまさに世界観そのものですね。
言い伝えゆえの真偽はともかく、成り立ちといい、歴史と言い、正に幻想(ファンタジー)。
ラストの襲撃者から「銃」への怒りを向けるビキニ戦士。
さて次なる敵は?
「ビキニアーマー」っつてるんだから、内容もさぞライトなもんだと思ってたら、これは!
「夢見て走る死の荒野」80年代のあのハードさ。ここまで「血」の味がする作品、みたことないでーす。あと、ビキニ懐かしいビキニ!
ふむ。<観測次元法則>をリアルと称するチート転生者達による侵略と、戦闘において微力なTS転生者とファンタジー勢の強者による逆襲物語と。
の「世界」を現実として生きる主人公と、ゲーム感覚で蹂躙するチーターの、それ故の残虐性の対比は、文字通り認識が違いますね。
自身を主人公と認識し、リアルリアルと宣い好き勝手する様は、いっそ滑稽ですらありますが。
懸命に生きるものが報われないという<現実>を挟みながら、それを体現するようなチーター。
それに対し、能力の性質を 利用して一矢報いる主人公。
それでも及ばぬ主人公の嘆きに、怒りに、「この世界」の強者が応える。
『りある』を僭称する夢想者の<現実(幻想)>を、<『ふぁんたじぃ』(現実)>の力で叩き潰す。
苛烈なる怒りは狂気も滲ませるが、他者を思うがゆえのものであることで頼もしく感じる。
拷問するつもりが、加減を知らずにやり過ぎてしまったのはご愛嬌。
主人公が生来の力によらず一矢報いたことを評価し、自身と共にきてほしいという場面は王道ですね。誰もが好む「ありきたり」。
怒りと正気とのギャップがまたらしいし。
チートだといわれているソレは、本来は非力な人間が世界に抗うためのギフトのはずなんですよね。
密林に取り残された遭難者が寄る辺にする一本のナイフのような。
これより先に出る敵が全てこのような「踏み台転生者」系なのか、独自の理を持った者がいるのか、そこもまた楽しみです。
あなたにおすすめの小説