逆襲物語ネイキッド・ブレイド
「ビキニアーマー、だとぉ……!?」「我等を舐めるな、〈自称〉現実(リアル)!!」
半裸(ビキニアーマー)の美少女、それは世界で最も恐るべき抜き身の刃!
水で満ちた宇宙に浮かぶ泡の世界・混珠(こんじゅ)。
その片隅で仲間達との冒険者生活を慈しんでいた、かつてとある地球の少年であった転生者の少女リアラの日常は突如崩壊した。
邪悪な異世界転生チート達の秘密結社、新天地玩想郷(ネオファンタジー・チートピア)の攻撃に惨たらしく殺される仲間達。
そんなリアラを救ったのは、ビキニアーマーを纏う美少女、チートに抗う力を持つ竜の勇者ルルヤ。
今、敢えて古の道を行く時代遅れな奴等の逆襲が始まる!
(イラスト・風見屋様に書いて頂いた物、読者の方が依頼し忍坂けの様が書いて下さった物、板野かも様が依頼し瑠華様が書いて下さった物)
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邪悪な異世界転生チート達の秘密結社、新天地玩想郷(ネオファンタジー・チートピア)の攻撃に惨たらしく殺される仲間達。
そんなリアラを救ったのは、ビキニアーマーを纏う美少女、チートに抗う力を持つ竜の勇者ルルヤ。
今、敢えて古の道を行く時代遅れな奴等の逆襲が始まる!
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そう、まさに「いつかこんな事あったねと笑いあえる」未来に繋がる今。
それを思う一瞬を、という物語が正に今回でした。ご感想ありがとうございますっ。
次回は戦いが始まります。第一ラウンドというべきところですが……
引き続きよろしくおねがいいいたしますっ。
第八十一話。
場数を踏んだオタクは取り乱さない。
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死因そっくりの連中にも自制できるリアラに確かな成長を感じる。
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しかし、妹はともかく(いやそれも問題だけど)女友達さんや。あんな事があっても大丈夫そうだったのは良かったけど、紙袋の中のは……
あの一件で開眼、ってのは無いでしょうが……微妙な気持ちになりそうだなリアラ。
どうなる次回。特にBでLな本。
にわかという言い方でも少し文章を加えれば可能な表現だったかもですね。「長い年月を過ごしているが尚も自己客観視や想像力が足りない」というタイプもいるので、シンプルな表現にしました。
一発で判明するくだりは少し悩んだのですが、最終的にこう、妹の直感力と、いじめられる理由の要素でもあること、あとちょっと妹にも兄馬鹿な所もある(リアラが妹馬鹿な所があるように)けど、絆を強調する意味もありあんな感じに。こう、アニメだったら少年の声も演じられる女性声優が転生前後を通して演じている、というイメージもありましたからw
女友達さんのあれはまあ、二年も経ってますし、助けられた命を鬱屈として過ごすのは命がけで助けてくれた人の命を遣い潰しているようなもの、という考え方もあったというところで……まあ楽しみの内容の一部については、詳しくは次回で。
今は暫く前哨戦、第四章の状況を整える感じですね。今後ともよろしくお願い致します。
本当におきて破りな展開に驚愕。ちょっと虚構が混じるところは『高い塔の男』を彷彿させますね。
現実とは言え「ファンタジー」そこに「ファンタジー」が食い破ってきて・・・・。
壮大な夢落ちでも面白ろいと思います。押井守作品なんて、夢落ちの権化ですもんね。
ええ、正に限界や常識を突破して、凄まじく突っ走ろうと思っております。
ただ、夢落ちにはしません。これはファンタジーであると同時に、地球に出現したように、こう、なんというか、現実以上のファンタジーというか、ファンタジーであると同時に現実でもある、読者の現実に影響を与えるファンタジーでありたい、と思いますので。
その上で、良い結末に出来ればと思っています。頑張ります。
第八十話。
いよいよ最終章突入。
初手は帰還したリアラによる地球の現状解説。
……うん、ひどいな地球。リアラ(元正透)の混珠人目線でそれが更に浮き彫りに。
これじゃ欲能者も生まれるわ。
混珠の勇者達の、この地での戦いや如何に?
まずはゴ〇ラっぽいことになったルルヤの現状からか。
ええ、まずは現状把握から。
混珠とは違う舞台。だけど、混珠のこれまでの物語と繋がってはいる(その言わんとするところは劇中のルビで明らかにしていますが)。
そして、「この地球は、読者諸君の地球とは違う」。確かにまさにそのとおり。
だけど、先進諸国の深刻な内部対立も、イギリスの離脱も、毎年毎年の災害も、ドローン兵器も(いちおういい面としてエボラ出血熱の研究の進展も)、覇権主義的な国家も、止まない規制要求も、皆、読者のいる地球にもあるものです。より酷くカリカチュアはされていますけどね。
冷戦時代のジョークで、こんなものがあります。
ある共産党員が言った。「資本主義社会はがけっぷちにいる。我々は資本主義社会より一歩進んでいる」と。
がけっぷちにいる相手の一歩先に出たら崖から落ちるだろう、というジョークな訳ですが。
リアラのいる世界はいわば一歩先に進んで崖に落っこちたかもしれない。
けど、がけっぷちで留まっている方にも、いつ風が吹くかはわからないし、いつ崖崩れがあるかもしれない。
がけっぷちにいる私たちの為に何か出来る物語であればと、出来れば思うところではありますね。
そんな今後がどうなるかについては、今見えている要素だけではなく色々と考えております。第四章、是非よろしくお願い致しますっ。
第七十九話。
術の極み。敵に対する強力な切り札である割にアッサリとした発動と効果。
しかしそこへの至り方や在り方は、実に”らしい”と思えて快い。
ルルヤが諦めずに信じ続けていた、その為の行動だったのだと明かされて、これまでの悲観的な部分が一挙に払拭。
新約の際の大仰な呼びかけに対する始祖の”普通”っぷりよ。 以前から語られていたとはいえ、ここまでとは予想してなかった。
互いに信じあって任せた混珠での戦い、そして<不在の月>での最終決戦の様相や如何に?
【真竜の世界】については、第七十九話についてはあとがきと共に少し加筆修正をする可能性を考えていますので、発動についてはもう少し描写が追加されるかもですが。
効果については、「らしい」と言っていただけたように、そもそも「世界のあり方を愛し、それを害する【エゴを阻止するというエゴ】を持つ、己自身の心や魂についての評価が控えめな主人公が使う【世界に己の心象による法則を付与する力】」とはどういう形になるだろうか、というのを考えた結果で、快いと言っていただけてうれしいです。
しかしそれだけではなく、ルルヤが天に「更なる成長の機会を」と言ったように、この効果にはこれまでに出てきた要素と組み合わせてのある方向性への応用に関する伏線があったりします。あっさりしつつも奥深い出汁めいた味わいを出せればと頑張りますので、今後に期待をっ。
真竜祖ナナは、それこそまさに「昔のファンタジーに出てくる勝気で元気で自由な女主人公」のメタファーだったりします。今日のファンタジーに立ち向かい明日のファンタジーたらんとする主人公たちへの昨日のヒロインからのエール、気楽だった時代からの応援、そんなイメージで。
加筆修正、あとがき、そして最終第四章。ここまでの要素を更に活かせるよう頑張りますっ!最後までよろしくお願い致しますっ!
なるほど、「ライトファンタジー」VS「ダークファンタジー」ですか。
「軽いもの」VS「重いもの」ですね。
しかし、最近は何か「ヘヴィ」な言説は避けられるようで。例えば巷に広まる「五分で読める!」「一分でわかる!」と冠したものが流行ってる。
衒学主義は「中二病」という形で残っているように見受けられるけど、どうなんだろう。
「スノッブ」とは違う感じもするしなぁ。
ただ、中二病って「自分の知識に閉じこもってて、人の話を聞かない」ってイメージがあります。
代表例があたくしです(笑)
そんな中で「本当の対話」を求めている。本作はそんな感じがいたします。
ある意味まさにご感想のとおり、本作品自体は重々しく、「軽く世界を扱うというある意味の残酷さ」と戦う要素がある作品だと思っています。
しかし同時に、本作品は様々なパロディ要素を集めているように、むしろオタク文化的・サブカルチャー的な要素への愛をこめた作品でもあると思います。
そういう複数の方向性を対話させ統合するような結論を最終章でもたらせればと思っています。頑張りますっ。
第七十八話。
敵とはつまり風潮であり流行であり、そういった概念の擬人化……その大本であるのなら、なるほどこうなるのか。
ドグラ・マグラの教授らの如き長台詞によって語られる、昨今の流行そのものを分析し、敢えて踏み込んだ内容。
下手すると物語そのものを楽しめなくなりそうな気配を感じさせつつ、それでもなお取り戻しえるギリギリのラインにあって読者として緊迫感を覚える。
三つ巴の戦いは全員が相容れず、それだけに次に優位に立つものはどれかと興味をそそる。
残り一話でどのように区切りをつけ、いかなる形で最終章は始まるのか、期待は尽きない。
このテーマを突き詰めるなら、ラスボスはやはりどうしてもこうなるわけで。
長丁場の台詞回しは、実際内容も長さも色々すれすれなのは確かにそうなのですが、テーマ的に避けて通れず、そして、おおよそアジトに忍び込んで情報を盗み出す等の他の状況を許す程敵も情報機密維持が甘い存在とも思えず、そして何より、主人公たちはそれに言葉を交わさなければならないと思い、故に一種の言葉のバトルフィールドを設定的に組み上げる形でぎりぎりのラインを取ろうとしたという形です。
実際難しかったですが、第三章は次で終わります。最終たる第四章へと続く中での一区切りとしての第三章後編という面もありますが、そこでもまた、向かい合わねばならない要素を書いてまいりたく思います。
よろしくお願い致します。
なるほど。宗教論と物語の話。二次創作と原作の話が、うまくリンクしています。
原作が転生したら二次創作になる。物語は続く。
かつて、栗本薫は「読者が求めているのは、終わらない物語だ」と言っています。『ファイブスター物語』なんか、転生を繰り返す名作だと思います。
しかし、前の記憶を引きずって「新しい人生」を歩むって、いかに過酷なことがあっても、いいですよね。
死は「リセット」
今生の記憶、個人。つまり「自我」すべて打ち捨てる。
「物語をとらえられる私」が消え去った後、物語だけ続くのは、はたして「生きている」といえるのか?
要するに「僕が死んだら、世界も終わるか? 」という誰でも一度は行きあたる問題にぶち当たったのは、鋭いと思います。
でも、こんなに転生物が惰性のようにはやるのは「僕が死んでも、世界は存在し続ける」というニヒリズムにみんな気づいている証拠ではないのでしょうか?
如何にも、その通りです。終わらない物語を永遠に感じ続ける、それはまさに人の夢。
たとえ終わらない物語が苦難であろうとも、それでも尚。
ですが、叶わない夢なのです。「僕が死んでも、世界は存在し続ける」。
だからこそこの物語において、あるものは己の死への恨みで世界を終わらせようとし、あるものは転生こそが救いであると語る。
主人公はかつて、目的を果たして死ぬのであれば死は敗北ではないと語りました。
死に勝利した、とはいえ、生命が、物語が続かない事について、それとはまた別に物語に語れる事はあるか。「僕が死んでも、世界は存在し続ける」現代では誰もが気づいているその問題に、何か、少しでも。
第四章、最後の終わりまで、考え続けます。今後とも本作品をよろしくお願い致します。
第七十七話。
今、様々な謎が明かされる。
語られる度に「なるほど」の連続。
『全能』の配色、生い立ちや存在理由、他者を見る目や自尊の大きさ、そのどれもに納得。
事の真偽はこの際問題では無い。抵抗、反逆するに相応しき「敵」であることが理解できた。
ここからどう来る?どうなる?
まったく予想がつかない。だからこそ面白い。
完結後に虚脱状態になることを確信する、傑作であると改めて認識した。
最後まで目が離せない。否、離すまいぞ、この眼球!
然り、然り然り!
最後の敵は、正にその物語における敵を象徴する敵でなければなりますまい。
故にこその『全能』のこの設定、このキャラクター!
驚天動地、空前絶後、歴史のターニングポイントたる傑作をすら目指し、最後まで頑張っていく所存。
第三章後編完結、そして最終章!今後ともよろしくおねがいいたします!
第七十六話。
今回は特に緩急のつけ具合が見事でした。
ルルヤの愛溢れる呼びかけにしんみり。
『交雑』のどこまでも自分本位な嘲りと、それを粉砕するリアラのマジ切れ反論の、真面目な、それでいてどこかコミカルやり取りに
Q.ドヤ顔で語るムカつく野郎をどうする? A.遮って格好悪くする。
大上段の演説も締まらなければ台無しよぉ。
なんて思って愉快になったり。
「祖父」と「孫」を思わせる二人の愛憎交じりのやり取りに、なんとなくほっこり。
そして最後一行の宣戦布告の冒涜的な邪悪さに身震い。
いよいよ物語も最終局面。
次話の出だしと展開に期待。
楽しんでくれたようでうれしいですっ。やる気が湧いてきます!
ルルヤは実際、武人気質、女らしくないという自己認識のわりに実際は優しさと愛の深い人、というイメージですので、それを感じていただいて嬉しいです。
リアラは実際怒ってもいいよね、復讐者なのに正義までわざわざしょい込んでるのに、と、いや、正義を背負っているからこそ戦えているという所もあるんですが。
殴ってもいい時もある、というのが、愉快と伝わってよかったですね。
そして愛憎は、愛だけ、憎悪だけ、じゃ済まない時もあるよなあ、という感じで。
最終局面も頑張ります!
第七十五話。
この物語は心と心のぶつけ合い。それを伝える言葉の応酬が見所。
だからこそ時間稼ぎは容易なんだと感じた。みんな語りたがりだから。
『全能』もそこツッコんでたし。
皆と一緒の強さと己一人の強さ。周りがあって自分がいる以上、他者を無視できないジレンマ。
『交雑』の復讐相手は意外ではあっても当然とも思える。
突き抜けてしまったからこそ止まらない、どこまでも「現実的」になってしまった彼。
夢見る者と夢を亡くした者、その結末は?
『全能』の突っ込みはあれ、それこそ物語の枠を外れる行為で、極めて際どい事でしたが。
主人公とその敵達は猛然と戦いながら会話を交わしているので、長台詞でも全能がつっこんだあたりについては何とかしているという事で。
そしてまあ、チートというのはそもそもそれによって他から隔絶しているからこそ意味があるんであって、ひけらかす相手としての他者を必要としている。逆に言えば、他者との関係がひけらかす事に限定される。
そんな「現実的」と、カギ括弧つきの現実的を押し通す相手に、物語がどう立ち向かうか。それは、ある意味継続したこの物語の主題のひとつ、いわば物語を持って現実を正す行為で。
問題は傷ついた物語が、現実的とやらによって傷つけられた物語がいかに立ち上がり立ち向かうか。
それは第三章後編から最終第四章の主題のひとつですので、これまでの主題と今の主題が交錯する事になります。引き続き頑張って参ります。よろしくお願い致します。
第七十四話。
『交雑』スゲー。と思わず間抜毛が鬼なった(弱ブ〇ント風)
なんというリアリティ(実在感)のあるファンタジー(非実在)なんだこの男は。
愛ゆえの行為の結果殺してしまったという、良くも悪くも「伝説」となったのか。
物語への愛は疑いようなく、しかし越えてはいけない一線を越えた者。
その内実はいかなるものか、そしてそれに対する返答や如何に。
語られる時を心待ちにしております。
我ながらぶっ飛んだ設定だと思います……
尚別方向だけどこれと同程度に『全能』の正体もぶっ飛んでいる模様。
ともあれ愛で愛を殺してしまった男、物語を愛するがゆえに踏みとどまったリアラの真逆、物語にすら裏切られた者の行き着く先は、という意味では、彼の目指すところは納得できるでしょう。
これからそれを語ります。引き続きよろしくお願いいたしますっ。
うまいこと、原作者と二次創作者の悲劇が盛り込まれていますね。
讃美者、そしてアンチの底力、魂の叫びがうまく昇華されている感じです。
かなりのリアリティですが、この二次創作騒動って、何かモデルがあるのですか?
今回のものは、かなり気合が入っていると思いましたので。
直接的なモチーフがある訳ではありませんが、こう、二次創作である問題と、色々なライトノベルによくあるファン・アンチ界隈の出来事、それととあるゲームのマニアックなファン達に関するエピソード等、幾つかの物事をモチーフに考えた感じです。
こう、ありうる感じで、俗で、どうしようもなくて、でも血が通っている、そんなイメージで書きましたので、伝わっているようで良かったです。ファンタジーですが第三章前後編からはこう、血が出るような生身に迫るような要素が増えてきていますので、その中で登場する新たな敵という事で。
続きも頑張りますっ。
第七十三話。
冒頭。前回の等身大の戦闘に馴染んでいたせいで、ルルヤの巨大戦に意表を突かれた。
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しかしそれでも、これが決着。
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いよいよ至る最終局面。その顛末や如何に?
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リアラとゼレイルの決着は、長く苦しく、最後まで苦みあるものでしたが……ゼレイルは己の業を知った上で最後にもう一度挑む心とその答えを得て、リアラもまた色々なものを得たり失ったりして、それでもと進んでいく。その踏ん張る意地の旅路が、「どんなになってもそれでもと言い続けること」が、日々を生きる読者の人への「どんなになっても、それでもと言っていいのだ」と勇気づける力になればと思って書いております。
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復讐と正義の両立の為に血を流し戦う事を選び続ける、それ自体は己の我(エゴ)・良心・理性・魂でありながらも、同時に同等以上にそれを律する要素としての仲間の魂と仲間から見た自分とその仲間が自分たちを選んでくれたその絆を信じていると言えるでしょう。自分の良心と理性だけを信じるのは独善に陥りかねないが故に、常に悩み苦しむ道を選び、仲間の中で最も強い英雄であっても、必ず仲間を必要とする。ヒーローと民衆の相互補完に近いというか。
己の我執を信じそれのみに従う玩想郷の欲能行使者とは故に似て非なる、と言えると思い、そういう感じに書いていければと思います。
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生き残るに値するのはどちらか。優劣無き程どちらも強い輝きの、生存を分ける善悪(『神仰』が言った「混珠においては戦いには生存における善悪の優劣があるのだと証明し続けろ。生きるに値する者が勝つのだと示せ。」)は何か。
生き残れる理由は何か。何が勝利で何が敗北か。何が尊く何が過ちか。
戦いの魅力の果てにそれを書けるよう、頑張ってまいります。
1話1話の文章量が多く、読み応えがありました。次々と怒涛の展開になり先が気になります
お読みいただきありがとうございます。怒涛の展開、パワフルな描写は本作品の持ち味と考えております。その上でより読みやすくできるよう改善を頑張ってまいります。引き続きお読みいただければ幸いです。是非今後ともよろしくお願い致します。
「神」まで敵に出てきて、さらなる大混戦ですね。
この「神」の無邪気さがうならされました。
最近、私の方もとんでもない悲しみが立て続けに起きてまして。「好事魔多し」なかなかうまくいってる矢先に、どかんどかんと悲劇の連発なので、へこんでます。
それはさておき、きっと本物の神も、こういう無邪気さなんだろうな。と感慨にふけっております。
……悲しみが癒える事を、それに変わって良い事が訪れる事を、思っております。
その一助にこの小説がなれるよう頑張ります。
あの「神」は、真実の神であるかは兎も角、その一面はある意味正に「神」であり、そして、この物語に登場するに相応しい「神」です。
その正体できっと驚かせ、そして面白がらせてごらんにいれます。
今後ともお読みくださいませ!
第六十三話。
重苦しい雰囲気が続いてますね。
「それでも」と叫べば「ならばこうだ」と返されるような応酬。
歩みが止まる事は無く、しかし確かな光明も見出せず。まるで薄暗い空の下で泥の中を歩くよう。
劇的な何かは起こり得るのだろうか?
『全能』と『永遠』の二人は、存在のレベルというか視点自体が違ってそう。
此処に在って、此処に無い。ただのメタ視点なだけではないのでしょうが……読み手的な何かかな?
今はただ、じりじりとした緊迫したやり取りを楽しむのみ、ですね。
確かに、第三章に入ってからは章の間にカタルシスをキメていた第一章・第二章と比べ、重々しくきつい展開が菜学続く感じでしたね。
全体的なテーマ・筋書き的にどうしてもそうなるところはあるのですが、少し参考にさせていただきます。
『全能』と『永遠』は、まさに他とは色々と違います。これから明らかにしてまいりますので、よろしくお願い致します。
感想大変参考になりました、ありがとうございます!
途中までですが読ませていただきました。
独特の世界観を醸し出す語り口調が印象的な作品でした。
読む人をどっぷりと話の世界へと引きづり込むような感じがして、最近流行りの軽いタッチの物語とは一線を画しているなと思います。
ただ、一点気になったのは、非常に多数の物語特有の単語が散りばめられ、その単語の説明にもまた特有の単語がふんだんに使われているため、文章を読み解くのに時間と根気が必要で、それ自体がこの作品の独特の雰囲気作りに寄与しているとは分かりつつも、良いも悪くも読む人を選ぶ作品だなと思ってしまったことです。
ただ、それは逆に言うと、ハマった人はどこまでも深くハマる味のある作品であると言うことです。
お読みいただき有難うございます。
最近の作品のパロディ要素もある作品ですが、それを上回る独自性、一個の別世界としての確固たる個性・存在感を目指した作品でもありますので、それが伝わったようで良かったです。
確かにご指摘のように人を選ぶ癖の強い作品ではありますが、沢山のライトノベルが生まれ読まれては忘れられていく中、そこは個性と癖と作者の好みと人を選ぶ性質の中で選択した結果というところで……
何故ならば。
既存の異世界転生チート系ファンタジーに対する風刺・パロディ・アンチテーゼの要素を有する(あくまでそれが全てではない)この作品は、「異世界転生チート系ファンタジーの中の一部の(あくまで全てではない事は勿論とした上で)作品によくある異世界をただ単に主人公が活躍する為の舞台としてしか描写しない作品」と「同様のありがち・ゲーム的・地球の既存の神話伝説ファンタジーの継ぎ接ぎの文章や世界観・世界設定と【同一でないほうがよい】」と判断したからです、作品の主張的に。(パロディ・オマージュとして既存物と類似の要素があるわけではありますが)
なので、まあ、文体の癖については、ご容赦いただければ幸いです。
第六十二話。
なんという怒涛の展開。
これで中編……下手すると後編と題して一気に終焉まで雪崩れ込みそうな勢い。
作中に留めようとする描写はあれど、いかにして収まるものか。
ただただ圧倒されます。
次回にどんな展開が待ち受けているものか、目が離せません。
はい、正に大怒涛。
ここからは一気に大戦が進んでまいります。
猛烈に、様々な事が、様々な場所で、それぞれの人によって、全力で。
それゆえシーンの数が多く、量が長くなってしまいますが、その分猛烈にパワーを込めていければと思っていきます。どうか宜しくお願いいたします。
第六十一話。
それぞれの決着。
リアラサイドは「負け」て終結。もたらされた「勝ち」のなんと空しいことか。
余計な第三者(『情報』)は全てを上回られ、助かろうと足掻いたことが死因になるとは皮肉な。
ルルヤサイドで描写され、脳内で上映される手に汗握る怪獣大決戦。
それと共に明かされる神話の真実と、その絡め具合の絶妙さに感心。
子のこれからが有るならばと思わせる未熟さの表現と、その可能性を摘むような場面に一抹の不安。
新たな登場人物の追加や各人の決意に広がりゆく世界を感じさせながら、同時に終わりへと集束していく感もあり、ますます目が離せなくなってきた。
期して待つ。
「勝ち」と「負け」については本当に皮肉ですが、件の第三者が関係を弄繰り回したからこそここまでリアラが苦しんだ訳ですが、やらなければどういう形になっていたかも分からない……大河ファンタジーになっているこの作品の複雑さを作者自身噛み締めております。
この「勝ち」と「負け」については、勝った側も負けた側も生きている以上、まだいましばらく続きます。
そして怪獣大決戦はまさに過去の歴史と呼応してあらわになる事柄も神話的、という感じで、派手な興奮と伏線の不安のバランスをとっていければと思っていけます。登場人物の数と物語の収束についても。
頑張ってまいります。今後ともよろしくお願い致します。
なんか「聖書」っぽくなってきましたね。血が通った聖書。人間らしい聖書というか・・・。
ここまで広げた大風呂敷を、どうやってまとめるか? 次回が楽しみです。
聖書とはまた、凄い評価ありがとうございます。身が引き締まる思いですが、作者自身ぎりぎりまで悩む程善悪の際どいところまで話が進んでいるので、大変ですが頑張ります。
大風呂敷、まだ結構続きます。今後ともよろしくお願いします。
第六十話。
後半部分に重点が置かれているのは当然として、他の部分も短いながらも充実した描写。
蹂躙されてきた世界の逆襲が始まった。力不足の嘆きを過去のものにして、誰もが舞台に上がる。
色気は勿論、他も十分な舞踏者。清楚な分、恥じらいも一入な風の乙女。正負両方を併せ持って最強風味な騎士。
ときめく男の娘は男女と書いてオトメ。それは苦悩か諦観か幼女、と意外と愉快気な元同僚。生きとったんかいチバその他。
因果応報とはかくの如しの光景。ある意味これから目を反らすべく作られたのが最近の流行物では無かろうか?ここから立ち上がって覚醒する展開なら名作認定。己の弱さ、愚かさを糧にできるか流行物主人公。
描写だけで大興奮。イラストが待ち遠しくなる。巨大と巨大の衝突は胸が躍る。
大なる者は恐怖にして希望。害する力、守る力、仰ぎ見る巨体は意思そのもの。
かたりきれない物語。大変だが追いかけてしまうのが読者の性よ。
乱文失礼。 しかしルルヤもそうだけど、負けないくらい強くなったなリアラ。
次回が楽しみです。
各地の細かい描写、充実しているとのご評価うれしく思います。生きとったんかいは伏線は張ってあったんですが使ってこう読者に生存を納得いただけるか心配してましたが、大丈夫だったようで嬉しいです。
因果応報に関しては、因果は応報する・させてみせるという誓いと誇り、因果応報を心に思いどう生きるか、そして応報してきた因果に対してどう向き合うか、応報にどう答えを出すか、と、多面的に描いていきたく思っています。頑張ります。
件のシーンのイラストは実際欲しいですね!こういうの好きなので、
かたりきれない物語は、それこそ「はてしない」ように、一部を描く形となりますが、読者の心の中で残りのイメージがわきあがるよう描ければよいと思い頑張って参ります。
リアラに関しては、ある意味ラトゥルハ関連の迷いを経験した事で、鍛えられ磨きぬかれたといったところでしょうか。どんどん、強くなりますよ。
次回、巨大激突、ご期待下さい。