すでに深淵に落ちている

俺、裁間幸守(さいまゆきもり)は観名崎高校2年生。
幼馴染の戯堂戒(ぎどうかい)とは小学生の頃から一緒に過ごしてきて、俺にとって誰よりも大切な存在だ。
だがある日、俺は戒にまつわるとんでもない秘密を目の当たりにしてしまった。
「君が好きになったのは、人間もどきのバケモノなんだよ。幸守」
理解が追いつかない俺に、戒は容赦なく現実を突きつける。
10年間自覚してこなかった自分の気持ちに、俺はようやく向き合うことになる__。


・山に囲まれた田舎町を舞台にした、怪異と人間の切ない青春ストーリー(のつもりです)

※一部が現在公開中のライト文芸「蝉の灯」とリンクしたストーリーになっています。そちらもぜひご覧ください。

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