あなたと二世の契りを

 俺の名前は貴澄(きすみ)、俺は毎日のように親友の琥太郎(こたろう)から彼の見る夢の話を聞かされていた。それは燃え盛る炎の中から姫を抱いて逃げるという内容で、琥太郎はそれを前世の夢だとそう言った。

 前世の記憶持ちの少年達の恋の話。
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,856 位 / 183,856件 BL 23,830 位 / 23,830件