その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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すいません、私は他のコメントを投稿されている方々程語彙力など持ち合わせておりませんので、稚拙な感想にはなってしまいますが、私はこのお話が大好きです。現在公開されている時点での最終話を読ませて頂いて、今まで躊躇っていたのですが思わずコメントさせて頂きました。これからどうなるのかワクワクしながら待っています。ご自愛ください
みんこ 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
中の人は、皆様のコメントで生きております。 ” 待っています ” のお言葉が、何よりの栄養と成ります。 本当にありがとうございます。 頑張って、精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
はい、閑話に成りました。 前世のラインからは、かなり逸脱してきておりますから、なんらかの形で、前世のラインを綴りたいと思っております。 (準備中なのですが、最初からこの人に語ってもらおうと、画策しておりました) 楽しみにして下さい。 きっと、必ず。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
少しの協力ですよね?
リーナの魔力だけ大量に?
本来の王妃の役目を母に代わってというのが切ない。政治に関わる全ての人が知るべきことで刻むべきことなのに。
はちみつ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ええ、最初は少しの協力のつもりでした。 大魔方陣が予想外の動きを見せて、そこに居る皆が慌てております。 閑話を挟んで、理由を綴りたいと思いますので、どうか、お楽しみに。
王家の秘儀と云う事で、王家の人間にしか開示されていない、大魔方陣。 今が特異な状態とティカ様も仰っておりますしね。 本来は、国王陛下と、王妃殿下のお仕事なんですよ。
それを……ね。
ほんと、ままなりません。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
エスカリーナは何処までこの国に尽くせばいいのでしょう。
本当の意味で彼女は幸せになるのか……と思います。
一時はもしかして姉弟婚になるかもwと思ったり、だってティカも言っていたでしょ。
そして私も誰よりも王妃に相応しいのはエスカリーナだと思います。
でもそれが彼女の幸せとは限らないし……。
恋愛ですよね。
でもヒロインの恋心はまだですよね。
しかしここでの暫定ヒーローであるウーノル君は「姉上」としたっている思いは、純粋に姉と対して?
もしかしてエスカリーナへ初恋みたいなものを抱いているのでは……?
うーん、婚約者であるアンテネ―ナへは完全に政略的なものでしょう。
うん、皇子と臣下のようですよね。
最後はどの様に行きつくのかめっちゃ楽しみです^^
雪乃 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
タグ詐欺と云わないで欲しいなぁ…… 一応…… 用意はしているのですが…… まだまだ先になっちゃう予定です。 最後に行きつく先…… 中の人もとても楽しみです。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
連投済みませんが、あと一つ質問があります。
雌狐にミルラス防壁を使わせないと決断した「当時の魔道院長官」ってミルラスおばばですか?彼女が王宮を(大立ち回りの末に)出奔し、隠居したのは愚王の代と聞いていますが、具体的な時期はまだ知らないので、正妃交代のあたりなら十分ありそうですが、いかがでしょうか?
アコナ 様
えっと、違います。 当時おばば様は、薬師院特別顧問ですから、人違いですね。 出奔は、割と早い時期で、エリザベート様が王宮に出入りしているくらいの時期です。 王宮魔導院は、ファンダリア王国の中でも、相当に機密性の高い部署ですので、そこに従事している人も、かなりのご高齢な方々ですので、” 獅子王 ” 陛下にお仕えした方が、生き残っているのかもしれません。
まぁ、魔術師は変人が多いとも言えますが。
ご質問ありがとうございました!!! 如何でしょうか?
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
197話までの更新拝見しました。
防壁陣の秘密や「王家の血」の真相に、エグバールさんとの意外な縁とエリザベート妃の献身と悲しい決意と重大な情報がてんこ盛りで脳内での整理に時間がかかってしまいました。
前回の感想での疑問が本編でよくわかりました。ただ、フローラル王妃は『無属性』で『大公家令嬢とは思えないほど内蔵魔力が少ない』」に関して、「無属性」は魔法が使えないが「身体強化」には長けている様な描写がどこかであったように記憶しておりまして、下世話な話ですが、彼女の魔力は「『子作りに必要な部分』の強化」に(自覚なしに)特化されていたのではないかと思ってしまいました。トロイア戦争最強の英雄の母に当たる海神の娘が「父親より優秀な子供を産む」特質のために浮気性で知られる最高神が手を出さなかった(自分が最高神から追いやられるから)という話がありますが、彼女も似た特質を持っていたとすれば、「トカゲ(下種王)からドラゴン(ティカ嬢やウーノル殿下達)が生まれた」奇跡も話が通じるような気がします。まぁ、ある意味「側妃」としてなら十分有能ではないか(側妃の最大の務めは「王家のスペアづくり」ですし)と思います。
エリザベート妃の献身と悲劇にももらい泣きしそうでした。王権に口出しする教会の一派から王家を守るために献身していたのに、愚王自身に否定され教会や敵対する貴族により追いやられたとしても「エスカリーナ」を守るためにすべてを託すところは言葉が出ません。
1度の「魅了」で愚王は彼女を全否定していますが、そもそもその1回以外に彼女が使った事があるのか、普段の交友関係で己の「唯一(フローラル妃)」とどちらが男付き合いが多かったか影から聞いていないのかと問い詰めたく成ります。
12,3年前から少しづつ崩していた防壁がいきなり「新品同様+αで強化済」になったと知って慌てる敵対勢力の醜態が見物です。個人的には防壁が再起動した瞬間、国もしくは「ウーノル殿下」に悪意を持つ者がポ~ンと国境外へ飛ばされたり、「私は●●国(敵対国名)の間諜です」と大々的に魔法で掲示されたら面白いだろうな~と思ってしまいました(もちろんこれは冗談ですが)。
アコナ 様
コメントありがとうございます。 本当に嬉しいです。 長文のコメント、一千文字対応はとても大変だろうことは、想像に難くありません。 本当に、ありがとうございます。
ゴミクズ国王は、劣等感の塊ですからねぇ…… 近くに自分に近い感性の持ち主がシナダレかかったら、チョロいもんですよね。
本編は、一旦 閑話となります。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
1千字制限はつらいですね。
先程の物語は、立太子の儀①と②の間で思いつきました。ただ、書いてみたかったので書いたら、1千字に引っかかって、余分と消して行ったらかなり窮屈に。
『髪は長い友達』シリーズは、その点を見ても傑作だとつくづく思いました。もう、この感想欄での風物詩ですね。ちょっと違うのでしょうが、頑張って下さい。
物語とは別に、大変楽しみにしています。
今場を借りました事、作者様には、大変失礼をいたしました。申し訳ございません。
暗く、重いお話が続いて、本当に申し訳なく思っておりました。
コメント欄にて、こうやってSS風のモノを書いて頂いていると、ほんとに嬉しい。 物語を綴っていて、なにかしら、心に残るモノが無いと、こんな風にコメントを頂く事も無いと、中の人はそう思っております。
これからも、本作を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
出口から戻った2人の前に、数組の怪しい集団が音もなく立ち塞がる。
「待ち合わせのお約束はなかったかと思いますけど?」
「『ニトルベインの魔女』、退いてもらいたい」
「そうと知って、退くとでも?わたくしの友を望まれるのでしたら、今一度輪廻の果てからお戻りになってからにして下さいな」
その言葉に、後の男から下脾た嘲りが割り込む。
「『友』だって?ハハ、何言ってる。俺様の目を誤魔化せると思っているのなら、大間違いだ。一体幾つサバを読む気だ、え?少女気取りの大年増さんよ」
「ば、馬鹿者!これから交渉しようと言う時に、真実突きつけてどうするのだ!あっ……」
「腐腑腐腐腐、そう、そうなのね。宜しいですわ。ならば戦争です」
「駄目です!ここで魔法を使っては、周囲を巻き込んで…」
「大丈夫、護身の術程度なら、たしなんでますもの」
ロマンスティカの笑顔が、歪んだ。「腐腐腐、参ります!『幻影』!」
気が付いた時には、もう一人のロマンスティカの姿が交渉役の男の前にあった。
「光魔砲奥義!『ロマンスティカ・マグナム!』」
構えた拳が光を纏った瞬間、「CRASH」の文字と共に男の衣服が全て破け散り光と共に後方の男達を巻き添えに飛ばされる。
その残像がまだあるうちに、別の集団の前に現れるロマンスティカ
「光魔砲奥義!『ロマンスティカ・ファントム!』」
構えた拳が反対なだけで、同じ絵面が繰り返され、そして、3組目。
防御の術式を展開しようと両手を前に伸ばしていた男の掌に突き立ち埋まる光り輝く2つの5指抜き手。
「光魔砲究極奥義!『マックロマンス・アターック!』」
男の両手に小さな膨らみが幾つも発生し、連なり次第に大きくなりながら腕を遡り、全身に拡散。割れて光が漏れた瞬間、服が吹き飛び、全身が続いて爆ぜる。後ろの男達をも巻き込んで。
「両手が少し痛いので、後で治療を」
そう言い手近にあった棍棒を手にすると先端を地面に叩き付ける。手元までひび割れる棍棒。直後に嘲笑った男の前に立った。
「光魔砲奥義!『ロマンスティッカ流星打法!』」
一本足から光速で繰り出されたフルスイングが男の腹を捉えた刹那、男の身体も棍棒も全て砕け散り、後にいた男達に光り輝く破片となって覆い尽くす。そして……残心。
「成敗!さあ、リーナ、帰りましょうか」
ティカの黒歴史が、また一頁……バサ……
いまだき かんき 様
はっははは! 爆笑!! 大爆笑!! 「リンかけ」ですか? 「ストファイ」ですか? 「マク〇ス」ですか? そうですか? そうなんですね! いや~、そうじゃないかと思ったんだ!! 一千文字制限で、どうやってここ迄、面白くなるのか。 中の人ちょっと、嫉妬します。 精進せねば!!
色んなモノが混じってますよ♪♪
最後が、「銀英伝」とは…… 判ってらっしゃいますね♪
リーナが以前見てた幻視ですが、もしかしたら防壁が万全じゃ無かった場合に起こりうる、ほぼ確定し掛かってた光景だったんじゃないでしょうか。 そうするとスルっと見た理由に納得出来るんですよね~
だからこそ精霊はリーナに警告として、予想できる内容を幻視させたのでは無いかと推察しました
まぁ理由が何であれ、あの醜悪な光景を現実にしない為にも、ロマンスティカ嬢とリーナには防壁を万全な物にし、逆賊共の思惑を真正面から防ぎませんとな? 防げばドヤっとした顔から唖然とした、思わず噴き出す様な顔を見れる筈ですしww(私ら視聴者(?)は見れんけどorz)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
>防壁が万全じゃ無かった場合に起こりうる、ほぼ確定し掛かってた光景
正解です。 それを、今回、軌道修正いたしました。 別の意味もありますけれど、それは、閑話にて綴ります。 どうぞ、良しなに。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
大爆笑ですね! 宰相様!! 何時の間に!!! あなた、いわゆる敵側!!!
リーナさんの先生は多いです。 おばば様、イグバール様、ルーケル様…… いずれ劣らぬ、超一級の変人です。 幼いリーナさんに、何を教えているのやら。 リーナさんがチートの塊になったのは、全部、あんた達のせいだ!! と、中の人は吠えます。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
屑王と阿婆擦れ王妃は本当にお似合いの夫婦だと思います。屑王は劣等感の塊なので優秀な前王妃よりも自分が守ってあげられるような男心が燻るような阿婆擦れ現王妃が良かったということなのでしょうが、女を見る目が無いと思います。ロマンスティカを見て自分の子と思っているのかは分かりませんが、阿婆擦れが男慣れしていることに疑問が無いことが不思議です。阿婆擦れの初体験の相手は屑王でしょうか?ロマンスティカの父親が誰なのか気になります。父親が光属性の人かなって気になりました。リーナにも王太子の儀を見せてあげたかったのですが招待状が来なくて残念ですが、自称ウーノル殿下の側近達が頑張って問題対処してもらいたいですね、何も出来ないでしょうが。リーナに守ってもらうばかりではなく、自分達もやれと一言言いたいです。それは狸爺達にも言えますが、王太子の儀での対応が見ものです!
かよ 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
ゴミクズ国王陛下は、何を考えていたのでしょうか? 判りかねます。 とんでも王妃様と、いろんな夢を見ているのかもしれません。 ウーノル殿下以下、王子、王女がとても苦労してそうですね。
本編では、リーナさんが意識不明になりました。 立太子の儀も見れませんね。 それどころか、ティカ様大慌てでしょう! 閑話に入りましたので、立太子の儀は、そちらで実況いたしますね♪
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
愛を知らずに生きてきたと思っておりましたが、それは勘違いで、命を賭けてまで彼女に愛を注ぎ、エスカリーナという次代に王国民の安寧を託して往かれてた訳ですか…
エリザベートさんは自身の想いが重い足枷に成ると解ってても、娘ならば…エスカリーナならば大丈夫だと信じて、一人の女として、国と其処に生きる国民の安寧を護るために王妃として、命を賭けてまで従事されてたんですね…
彼女の死を今更ながらに惜しんでる屑共も言ってましたが、ホント……惜しい人を亡くされましたよね…
彼女の……エリザベートさんの想い、無駄にしない為にも立太子の儀には殿下を護り、そのお役目を果たせる様に万全な状態で会場入りさせないといけませんな…。 ウーノル殿下と言う光に喰らい付き、王国を闇に閉ざそうと蠢いてる輩を止めてね?
キリン 様
コメントありがとうございました。 とても嬉しいです。
親の愛を知らずにいたエスカリーナに、トンデモナイ贈り物が渡されました。 彼女に衝撃が走ります。 前王妃の想いを受けて、いかにエスカリーナが変貌していくか。 お楽しみください。
いつも、コメントありがとうございます。 感謝を持って読ませていただいております。
この先も、楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
爆笑させていただきました。 暗く、重いお話ですから、本当に気持ち的に楽になります。 これも、また、ざまぁの一つなのでしょうかねぇ。
とうとう、「毛根サーガ」と云う、題まで!
本当に楽しく読ませていただいております。 ありがとうございました。
本編の方も、楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
196話 招待状は着ている
(招待状は来ている)
でしょうか?
ルーイン 様
ご指摘、誠にありがとうございます。 その通りです! 誤字が無くなりません…… 反省してます。
修正終わりました。 本当にありがとうございます。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
龍槍 椀 様
『王国の真実(4)』を拝読しました。ロマンスティカ嬢の迷いは、そのまま作者さまの迷いでもあったかと思いました。
現世のエスカリーナにとって避けがたい、核心の部分がついに明かされ、驚愕しています。
前世で、あのような残酷な刑を科せられたのには、ガングータス国王陛下の私情がかなり含まれていたのでしょうね。フローラル王妃を『唯一』とする彼にとってはまさに『忌み子』。エリザベート前妃殿下と褥を共にしたことをフローラルに知られないように、不義を行なったと言いがかりをつけ、我が子とは決して認めない…。
それを、国王陛下に取り入る好機とした聖堂教会。なるほど、前世、現世で教会の言いなりになっているのはそういうことですか…。
しかし、王妃殿下の役割に、国家防衛の要を背負う部分が含まれることを知りながら、無属性、魔力も足りないフローラルを選ぶ国王陛下。もしかして、彼はエリザベートさんに強い劣等感を感じていたのでしょうか。人品高潔で、魔力も高く、学べば教授たちが太鼓判。対して、獅子王陛下の直系でありながら、全て並程度、王族教育にも簡単に音を上げ…あらら。チョロそう。
こうなると、ロマンスティカが光属性なのも、偶然ではないのですね、おそらく。
エスカリーナが自分の道を選んでくれたことで、命が救われたフルーリー、己も道を選んで歩き始めたロマンスティカ、姉を目標にして戦い始めるウーノル…、前世とは既にかなり違うところに運命が回っています。
エスカリーナがこの事実を乗り越えて、薬師リーナとして進んでいくことを信じます。
この先を楽しみにしています。
たけうま 様
コメント考察、とてもありがたいです。 本当にありがとうございます!!
ゴミカス王様は劣等感の塊のようです。 自身は祖父、”獅子王”陛下の再来を目指し、版図を広げようと画策しているようですが、どうも、他の勢力の傀儡になっている気配が濃厚です。 頭は悪くないのですが、いわゆる ” お坊ちゃま ” 思考の持ち主。 だからこその側近なのですが、カスが近寄っている可能性が大名のですね。
そんなゴミカスを近くに見て、ウーノルはとても強い危機感を持っています。
そして、資質として、彼こそが、” 獅子王 ” に最も近いモノを持っています。
リーナさんは前世の辛い記憶から、その場所を逃げ出そうとしておりましたが、此処に至っては、回避も難しくなりました。 彼女が何を見て、どう思うのか。 母の愛がどれ程のモノだったのかを知り、理解すれば、おのずと歩む道を決められるかもしれません。
リーナさん、覚醒成るか! 乞うご期待です。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
リーナママ…(´;ω;`)
国王なんて屑のためでなく国のために…
女狐と屑王はただの穀潰しでしかない!
何も報われないリーナママが可哀想(TT)
リーナママを、リーナを蔑んだ者たちに鉄槌を‼️
すみごん 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです!!
>リーナママを、リーナを蔑んだ者たちに鉄槌を‼️
同意見です。 さて、どうしてやりましょうか! 中の人…… とても、好戦的です!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
文字通り「王国の安寧」のために身を捧げたお母様…エスカリーナにその血と記憶を残すための“あの“最期。辛く哀しい事実でした。
王は「魅了」を使われて出来た子どもなんぞ自分の血が流れていようと「関係ない」というスタンスだったんですね、だから前世であのゲスい刑が執行できた…納得です。
しかしこのゴミ王、一体誰がどんな風に教育したんだろう?単に学ぶのが嫌で、楽な方に流されてしまっただけ?それとも傀儡にしようとしたニトルベイン大公(断言)の差し金?
対してウーノル殿下はどうしてあんなに優秀なのかな?ゴミの失敗を踏まえて教育に力を入れたのか?
不遇を強いられ追いやられた人、国を支えていた人を蔑ろにした事を知り離れていく人々、10数年でぼろぼろの防御陣…。
この事実だけでも、現王の成したかった「獅子王の偉業のような栄光を我が手に!」とはまるで別方向へ┐('~`;)┌
国を思う一部の人達が踏ん張ったお陰で、かろうじて保たれている王国。
王家から棄てられた子ども達が「王国の安寧」のために動いていなかったら、既に破綻しているだろうなぁ…。
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
王国の安寧に奔走する、中間管理職の方々には、頭が下がります。 獅子王陛下が夢見、先代国王陛下が礎を築いたファンダリア王国を愛している人々の奮闘です。
現王に愛想をつかしていても、王国には真摯に忠誠を捧げたい。
民と自分たちの安寧……
皆が笑って暮らせるそんな世の中を実現しようと。
ウーノル殿下の教育係は、ウーノル殿下に王国の未来の光を見ました。 よって、極力国王陛下、王妃殿下の干渉を排除し、まっとうに教育されているのですよね。 そして、ウーノル殿下もまた……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
コメントありがとうございます!北側と東側から攻撃されているというのは北と東が手を組んでいるのでしょうか?内通者がいるのも気になります。エリザベート王妃が邪魔で排除した後から書き換えが行われていたので王宮魔導院も関わっているのでしょうが、聖堂教会が全部裏で糸を引いているのでしょうか?他にも内通者がいるのでしょうか?王太子の儀でアクション起こそうとしていた人達は諦めたのでしょうか?気になりますので更新をお願いします!
かよ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
「ミルラス防壁」の障壁を書き換えていた勢力は、聖堂教会の者たちが有力でしょう。 彼らは、この防壁についてはよく知っています。 魔力を与える主な人々だったのですからね。 それが故に、その事を盾に、王家に権威を移譲する事を迫っていたのでしょう。
その危険性に気が付いた、前王妃(リーナママ)が押し止める為に、手を出したのが、禁忌の魔法である、「異界の魔物の召喚術」の一部である、魂の固定術式。
成功したかに見えた、「ミルラス防壁」の改善の為の書き換えは、前王妃の体に拭い切れない「穢れ」を宿すことに成ってしまいました。
現世の王族の周辺には、現状を維持しようとする勢力と、ウーノル殿下を中心に改革しようとする勢力が存在します。
そして、「立太子の儀」は、ウーノル殿下の権威を貶める事が可能な、一大イベントなので、反対勢力はそこに注力しておりますね。
閑話をお楽しみに!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
ご指摘、コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ご指摘部分の修正は完了いたしました! ありがとうございます!!!
リーナママの悲しいお話です。 異界の魔物に意識を乗っ取られた時に出来たのが、リーナさん。 リーナさんも、異界の魔物に狙われた、肉の器かもしれません。 リーナママが決断しなければ、ママさんが意識を乗っ取られて、リーナさんにも契約を強いていたかもしれないからです。 それなれば、チートなリーナさんの肉体を乗っ取った異界の魔物が何をしていたか…… 世界の崩壊につながりかねませんね。
リーナさんの悲しみと苦しみが…… とても辛いです。
綴っていて、中の人辛くなりました。
楽しんで下さいとは言えませんね。
龍槍 椀 拝
前王妃が可哀想に思いました。しかし魅惑を使って屑王と関係を持ったとは思いませんでした。本人にその気は無かったのでしょうが、屑王的には不愉快に思っていたのかもしれないと思いました。最初から現王妃一筋だったんですね。エスカリーナも事実を知って辛いだろうが母親の分まで幸せになって欲しいです!でもエスカリーナがお披露目の時に父親について否定した時屑王は最初に声を上げたのは何故でしょうか?気にもしないような人だろうに否定されたのは納得いかないからでしょうか?屑王にとっては前王妃とエスカリーナは邪魔で目ざわりぐらいにしか思っていなさそうな気がしますが前王妃の名誉回復を許すくらいには思っていたのでしょうか?
かよ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
国王陛下は…… まぁ、ゴミクズですが、ちょっとは気にしております。 リーナさんを一切認めていないんですが、リーナママが本当に愛してくれていたと、理解はしたようですからね。 ある意味とてもニブチンなのです。
時間がとても必要だったのかも?
でも、ゴミクズなのは、変わりありませんけれども!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
「要らない」とされた子ども達が王国のために心を配りせっせと働く…理不尽過ぎる!
事実上この国を守らなければいけない大人達は密談ばかりして、本当に国を守る気があるの(*`Д´)ノ!!!
しかしこの二人、共謀すれば王国乗っ取れそうな気がする…( ´~`)ゞ
リーナさんチートだし、ティカは腹黒だから。
但し、味方をもっと増やす!という条件がつくけどねー。
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
二人の共通点は、王国の民を想う気持ちですね。 滅私奉公という訳では無いですが、王国の安寧が彼女たちの自由への旅券となっているようなものです。 鎖と頸木を断ち切るその時までは、静かに冷静に頑張るのです。
その日を街ながら、今を生きているような感じでしょうか?
この二人の共謀は始まっておりますよ?(邪笑
味方…… 頑張って作ってもらいたいものです。 でも、そうなると、その味方が新たな枷に成るかも?
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
第193話を読んで『フラグが立ったぞーッ!』という叫びが、私の脳内に響き渡りました( ̄。 ̄;)。
なんのフラグかはネタバレになりそうなので書きませんが、後日リーナは再びここに・・・って書いてる書いてるッ!?(;´Д`)
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!!
フラグを立てすぎて、もう林立状態です。 どのフラグの事でしょうか? (笑
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
綻びが内側から出来ていて、出来たのが女狐の王妃就任前って事は、ほぼ奴が関わってると考えるのが当然の流れと成るんですが、其処にエリザベートさんが関わってくると解らなくなりますな…
女狐の仕出かした事が何なのか
ロマンスティカ嬢の父親が誰なのか
国王が王妃替えを承認したのは何故なのか
色々と謎が深まるばかりですが、リーナの先に蠢いてる闇が徐々に大きくなり、今にも喰らいつこうとしてるのだけは理解できました。
未だに輝き続けてる光が消えず、リーナの道を照らし続けて呉れれば良いのですが…
キリン様
コメントありがとうございます。 とっても嬉しいです!!
未来に光を!! この章が終了するまで、もう少しです。 閑話を挟んで、従軍薬師編に移りたいと思います。 まぁそこでも色々とやらかすんですけれども…… 物語は、いよいよ佳境に入ります。 やっとこ条件は整いました。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
北側は幾つからの魔力→いくつかの
人間一人くらいな、→人間一人くらいならではないかとおもいます。
これは、ほっといたら立太子の儀に北側と東側から一気に攻められるという未来が来たのかな。
敵方は焦るでしょうね。物語に引き込まれてドキドキしながら続きを待っています。
sai 様
ご指摘、コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!!
王太子の儀に何らかのアクションを起こそうとしていた勢力にはトンデモナイ痛手でしょうね。 本編の続きをお楽しみください。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
妄想話、ありがとうございます! 重い話が続いているので、ほんとにご褒美のようです!
楽しんじゃっていいのでしょうか?
本編の方も、楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
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