その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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龍槍 椀 様
お忙しい中の更新、本当にありがとうございます。
読み手としては、展開が進んでいくことを喜んでおりますが、作者さまにおいて負担とならないよう、慎みたいと思います。
今回のロマンスティカ嬢の訪問を終えてから、『狐狸の決断』を改めて拝読しますと、ニトルベイン大公の「ロマンスティカも同様にか?」という台詞が、全く違う装いで伝わってきました。
また、ロマンスティカ嬢の台詞の端々から、彼女の養父母や叔父が彼女に愛情をかけたいと思う反面、今や王族となったフローラル王妃のご機嫌を損ねることもできず、当時の行状から実父が国王との確証もなく、どっちつかずの態度を通さざるを得ないのかと推察しました。
オセロのコマの裏表のようなふたりに、今後どのような運命が待っているのか、楽しみにさせていただきます。
たけうま 様
コメントありがとうございます。 お優しいお言葉、胸に沁みます。 本当にありがとうございます。
ロマンスティカ様とニトルベイン大公の間には暗くて深い溝がありますからね。 現王家のとの関りも他の大公家とは比べ物に成らない位、深いですしね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
リーナの恐怖も疑問の何のそのって感じで最強の一駒が手に入りましたねw
まぁ最近まで悪夢で魘されてた相手ですし、驚くのは仕方が無いけど、ちょいと驚きすぎです。 思わず吹き出してしまったでは無いですかww
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
そりゃ、驚きますって! だって、目の前で手のひらくるーですよ? 特大の奴。 リーナさん、現実感が無くなって、狼狽しております!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
なんかロマンスティカ様のどどめ色の人生を聞いてしまうとベラルーシア様の小物感が(笑)
信頼信用より利害関係の方がある意味安心よね(´ー`*)ウンウン
とか思いながら読ませて頂きました
暗殺者の彼女もお仲間になってくれるのかな?
(*・ω・*)wkwk
みゅう 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
楽しいコメントありがとうございます。 小物感! わははっは!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
退会済ユーザのコメントです
QZSS 様
いつも、ご指摘誠にありがとうございます。 修正いたしました。 前回の修正をした時に、なぜか、反映されてなくて…… ご報告、本当にありがとうございました!!
妄想のお話…… 爆笑しました。 毛が(怪我)無いように、第四軍でも活躍してもらいたいですね♪
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
ロマンスティカ嬢が来訪する際、町娘ではなく侍女姿なのが気になっていましたが・・・
「あの耳の形、どこかで・・・」
から始まり、時事ネタ市原悦子の
「家政婦は見た!」
風味でニトルベイン大公家の秘密を暴露する為の仕込みだったと!?
Kunya 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
合法ロリ、侍女姿、そして、眼鏡。 好みをすべて突っ込んだ次第です!!(反省してます)
かの大女優様の御冥福をこの場にて、お祈りします。 えっと、実は、ダクレール男爵の奥様のイメージって、大女優様のイメージに近かったのですよ……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
いつか現国王、妃殿下、古狸どもに一泡をと思っていたけど、少し残念です。エスカリーナは利用されないために自立の道を選んだけど、エスカリーナを慕う多くの人の悲しみは消えません。
心配させたこと、悲しませたこと、儘ならないものですね。
はちみつ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
いえいえ、まだ判りませんよ? リーナさん規格外ですから。
ハッピーエンドに向かいたいと、中の人は精進します。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
前に来た2組が誰々だったのか思い出せなくなるレベルの衝撃の訪問ですね。
アンネテーナやハンナすら騙しきったリーナへ変身を見破るとは…
彼女の特技によるものではありましたが、エスカリーナと極めて近い境遇
であり思考が似通っていることも後押ししたのかも、と考えてしまいます。
ウーノル殿下より、よほど姉さま呼ばわりが似合う気がしますね。
ってロマンスティカの方が年上か。
時計みどり 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
事実をしったとして、果たしてウーノル殿下がロマンスティカ様を、姉上と呼ぶかどうか? 暗い過去を持ち、へし曲がった性格を持ち、更にとても貴族的な言動をする彼女。 どうでしょうか?
今の所、素顔を見せたのは、きっとリーナさんだけなのでしょうね。 そうそう、本心を明かす様な人では無いでしょうしね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
此れってニトルベイン家ってロマンスティカって傑物を手離すって事ですよね? って事はエリザベート·エスカリーナ母子を切り離した時も思いましたが、前々から言ってた綻びって予想以上にでっかくなってたって事ですかい…
しかも親父と母親、それと祖父は馬鹿王子を推してる状態で、切り札とも言えるロマンスティカ嬢を切り離すとか、ホント……あり得んですわ…
でもシュトカーナを騙す程の偽りを口にしてて、其れを奴等が狙ってるとしたら? とんだ狐狸集団ですよね
今の所擬装説は薄いですが
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 ありがとうございます。
偽装ではここ迄のお話をしないかも~ ロマンスティカ様の性格はへし曲がっておりますし、そこはやはりニトルベイン大公家のお嬢様でしょう。 しかし、リーナさんにとっては、とても力強い協力者でもあります。 見据える先が同じならば……
彼女とは、お友達になってほしいなと、中の人は切望しております!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
訪問を一通り振り返ってみて思うのですが・・・
デギンス助祭って「あんな感じでしたっけ!?」というのが一番感じてしまいましたw
お茶会の登場時って、発言もリーナに対する言葉も「かなり酷かった」はずなのですが(^_^;)
別人かと思ってスルーしかけていましたw
逆にロマンティスカ様は、当初の接し方からして「妙に貴族的な雰囲気」が無くて、これは何かあるなーとは思っていましたが、流石に少し想定から斜め上にいってました^^;
祖父の事を、こころよく思っていないのではないかなーという点は予想していたのですけどね><
庶民で王宮から出て行ったお婆さまを、本当に尊敬しているような事を言っていましたから、その流れに一枚噛んでいるだろう祖父を嫌ってそうだなーって感じで(^_^;)
何にせよ、意外なまでに有力な協力者が爆誕した予感!
特殊能力があったとは言え、アンネテーナ様より先に気付く人がいるとはなぁ・・・ですけどねw
藤花様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 ありがとうございます。
デギンズ司祭の言動ですが…… 誠に申し訳なく思っております。 お茶会の部分と、訪問の部分では別人の様になってしましましたね。 ほんとうに申し訳ない。 色々と弄っていたので、どうも性格がフラフラしてしまいました。
彼の言動に関しては以前のコメント返しにもありましたが、彼の立ち位置の故のフラフラです。 実の家族には期待されず、それでも、振り向いてもらいたい心情と、自分の信じる神への信仰とそれを導く人々への想いに振り回されている…… そういった感じを出したかったのですが、どうも、言葉とシーンが足りませんでしたね。
反省しております。
ロマンスティカ様の生まれと、その立ち位置はとても特殊です。 特殊でぶっ飛んでいる為、なかなか出しずらい人でもありました。 この訪問で、ウーノル殿下の側に居る人々となるべき者達の、考え方や行動で、殿下と、リーナさんの周辺を埋めておきたかったのです。
色々な矛盾も、強引な展開もありましょうが、お許しください。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
国王夫妻と爺共の汚物ぶりが素晴らしいですね。肥料にもならない汚物は、焼却処分しかないと思います。
ロマンスティカ様は王の子とは思えないなー。アバズレ令嬢が、王妃になるために言い張ってただけでしょ。「王家の色」を持たない子を産んだのに、何故信じるんだか。奴の頭の中には、脳ミソの代わりに何が詰まってるんでしょうね?
パンパンパンダ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。 ありがとうございます!
脳みその代わりに海綿体が入っていると、そう確信しております! お花畑な人達で、お互いしか、見詰めてないのでしょうねぇ~ 純愛なのか?
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
今一番、更新を心待ちにしている作品です(*^_^*)
更新されたら即、読んでます。
今後の展開がドキドキです(๑˃̵ᴗ˂̵)
BirneAroma 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
楽しみにされている事を知り、とても、とても、嬉しいです。 頑張って綴っていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
tomoe 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ご質問の御答えです。 本作は、大体の筋を決めております。 170話を超えておりますが、全体の役2/3まで、進んでおります。 展開の問題もあり、長い作品なので、だれる所も多々ありますし、ヘイト管理もとても難しく感じております。
基本、ハッピーエンドマニアの中の人は、それ故に、カタストロフィー好きでもあります。 つまりは、まだまだ、のたくります。 貯めて読んで頂いた方が、カタストロフィーがより際立つかもしれません。
tomoe様に置かれましては、楽しんで頂けるようにしたいと思いますので、読まれる感覚は、tomoe様のペースにてお読みください。
中の人の悪い癖ではありますが、そんな感じです。 本作の重要な部分ですので、ネタバレとさしていただきました。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
この国王は速く王位を譲渡すべきですね。このままでは国が民が苦しみます。
一番最初リーナが殺された後、国はどの様に変わっていったのでしょうね?
気になります。
続きを楽しみにお待ちしています~!
hiyo 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
全てを綴り終わった後に、前世でのリーナ処刑後の世界もIFルートとして、別に綴っても良いかもしれませんね。 本編では、エスカリーナのやり直しの世界ですから、その記憶を持つ人は、まだ、出てませんものね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
ロマンティカの話が事実であれば、2人は異母姉妹という事になる訳ですが……
以前の感想への返事に、国王と寝取り王妃をより鬼畜にします、と言われていましたが……当人達だけが純愛に見えるだけのまさかのヘドロ満載物語がありましたね……。
因みにですが、エスカリーナの年齢に多くの臣下の子息子女がいる点についてですが、実は作者様自身が以前に使っていた未回収ネタにも良案があったりしました。
≪出来る事、出来ない事≫に、エスカリーナに伯爵家出の乳母が付き、アンネテーナとその娘とで乳姉妹三姉妹と浮かれているシーンがあります。この世界での説明が無い為、一般則ですが、通常、乳母はそのまま教育係の1人又は部屋付侍女として仕え、身分の低い乳姉妹は、その側付侍女として置かれるのが普通です。
ですので、アンネテーナには本来、同い年か一つ年上の側付侍女(場合によっては戦闘可能な護衛侍女)が同学年の学友として側に控えている筈です。どうなったのか。登場しなかったのは、ただの話題だったという事ですが、実はこれがヒント。
乳母は、文字通り乳を与える仕事なわけですから、その年から1年上で子供が生まれている人物が対象です。慣例的には、子供への影響を考え、2つ位低い地位から選ばれますので、王家であれば侯爵家級の家が選ばれます。逆に言えば、影響を行使したい大公家、公爵家辺りは、自分の親戚筋から押し込むのが裏技でした。乳母と言う教育係と乳兄弟と言う側近候補が同時に送り込めるわけですから。
学友も、同年代とは限りません。理由は、主筋の方の周囲を守るのも仕事の1つですから、精神年齢が同じでは難しいからです。その為、1つ乃至2つ年上の子供が入学を遅らせて同じ学年になるのは、1つのあり方でした。
今回の話でも、偶然かもしれませんが、ロマンティカはその代表例と言えます。
これらから、ウノール殿下に対する乳母と乳兄弟+御学友+嫁候補、及び同い年で生まれる可能性のある従兄弟にあたるマクシミリアン殿下への嫁候補として、半ばギャンブルも兼ねて子作りをする事は不思議ではありません。
でも、闇堕ち寸前で踏み止まる光の精霊の愛し子ロマンティカ、何やら病んでる風でこれはこれで非常に良いですね!
互いに愛称で呼びあいながら、それでも同床異夢になりかねない一線の上で踊る非公式なる姉妹。最上です。
いまだき かんき 様
コメント、本当にありがとうございます。 考察もとても参考に成りました。 とても嬉しいです!
鬼畜にしますよ、の話ですが、これって、乙女ゲームのヒロインを現実寄りにした感じだと、愚考します。 だって、逆ハーレムですよ? 十六、七の盛りの男女ですよ? 現実的にはやはり、一線超えるでしょ? そんな、考えが浮かび上がり、王妃殿下は鬼畜仕様とあいなりました。
ゴミクズ国王陛下と、丁度良いバランスとなり、王家の求心力が急降下ですね。
という事は、傑物であった、エリザベート前王妃(白い結婚)が、悪役令嬢? う~~ん、これは、中の人的に、ちょっと……
そんな感じです。
ご指摘の通り、乳母の娘は、いずれ登場して頂きます。 アンネテーナ様の近しい人としてですが。 二人の会話の中に、儚げな姿の、八歳までのエスカリーナが登場するかも? 想い出は常に美化されますから、とんでもない事に成っているのかもしれませんね♪
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
ロマンスティカ嬢との「契約」締結まで拝見しました。
自分でお茶を入れたり、独自で「鑑定」を使いこなすなど、他の令嬢とは一味違う行動に「大公家筆頭」ー大公家同士の格付けがあるか不明ですが、待遇は同じでも現王妃の実家で当主が先々代から仕えているからそう見られているのではと思いましてーの令嬢もそれなりに苦労があるのかなとしか感じていなかったのですが、彼女からの「告白」に顎がはずれそうになりました。下手をすれば「エスカリーナ」に匹敵する危険人物になりかねなかったわけで、国自体を恨むまでに堕ちなかったのは「お父様とお母様(=本当は伯父夫妻になりますね)」の功績でしょうか?お父様は妹(王妃)を常に諫めていたようですから、割と誠実な人となりが伺えますが、それだけに多大な苦労があったように思えます。「攻撃魔法だけ教えさせ教会に目をつけられないようにする」のも、この話があると全く違う意味を持つことになりそうです。
そういえば前の感想返しで「国王夫妻の子供は『4人』で打ち止め」のようなことを伺い違和感を感じたのですが(もう一人や二人できるのでは?)、ウーノル殿下より「6歳(リーナが殿下より1歳上でそこからさらに5歳上なので)」上の「姉」がいるとなれば、一番下のエレノア王女とは10歳以上離れているはずですから年齢的に限界だったのでしょうか?どちらにしろ国王夫妻が真実「お似合い(どちらも人として『サイテー』という意味で)」であることだけはわかりました。ウーノル殿下達が知ったら、両親不信になりそうな気がします。
一番衝撃でしたが、最も身近になれる味方ができたのはエスカリーナとしても大きい収穫だったように思えます。ただ、もう1件ラムソン君から知らされた訪問が残っていますね。この訪問が何をもたらすのか、訪問後の各家の「話し合い」がどう展開するか続きを楽しみにしております。
アコナ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
勿論、四大公家の中では筆頭です。 現国王陛下(と書いてゴミクズと読む)の外戚に当たりますもの。 そして、ウーノル殿下とは従姉となりますからね。 当然彼女は婚約者候補から外れております。 国務には、表と裏がありますが、狸爺は裏側を得意とするようですね。
次代の当主様は、現在頑張ってそういう仕事をしなくてもいいように、政務に取り組んでおります。 とても、誠実な方ですよ? (閑話にて登場いたしますので、乞う、ご期待)
綴るお話を、楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
5歳年上で12歳に見える外見…合法○リだ~♪(*´◯`ノ)ノ
失礼しましたm(__)m
あまりにもシリアスな雰囲気に思考が明後日に飛びました…。
生い立ちは信じられます(精霊様に誓っていたから)が「ニトルベイン大公家のお嬢様」として教育されてきたんだよね~(  ̄ー ̄)
どこまで人となりを信じる事ができるのか…。
「嘘は言ってないよ、隠している事はあるけどね」って言う言葉がチラリと頭に過ったもので…。
自分の自由のためにリーナを犠牲にする事もできるんじゃないかと勘繰ってしまう。
心強い味方を得たのか、獅子心中の虫を呼び込んだのか…リーナのためにも味方だといいなと切に思う(^_^;)
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
合法ロリ&純正メイド&メガネっ子!! 好みを前面に押し出してみました。 いいのでしょうか? ロマンスティカ様の心の声が聞こえてきそうです。
” 小さくたって、大人だい! ”
これからが、とても楽しみです。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
134話(殿下からの手紙)でロマンスティカ様の容姿が銀髪、琥珀色の瞳になっています。
ともみん 様
ご指摘誠にありがとうございました。 整合性が取れなくなるため、134話での、ロマンスティカの容姿を変更いたします。
誠に申し訳ございませんでした。 チェックミスです。 申し訳ございませんでした。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
初めて感想を書かせていただきます。
いつもドキドキしながら楽しく読ませていただいております!
リーナちゃんの思考が止まると同時に、私の呼吸も止まりかけました…。危なかったです…。
いつかばれるだろうと思っていましたが、思いの外早いように感じました。
それでも、時と環境によって産まれたことが喜ばれなかったロマンスティカ様が最初に気づかれた方であったことは良かったのかもしれないです。他の方でしたら、利用され更に強固な鎖を巻かれる可能性もありますから。
今後ロマンスティカ様が貴族側にリーナを巻き込むのか、それとも新たに自分の道を作るためにリーナに歩み寄っていくのか、とても楽しみです!
寒い日が続きますので、体調にはお気をつけください!
ゆき 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
今後のリーナ&ティカにご期待ください!! 色々と絡みますからねっ!
お優しいお言葉、胸に沁みます。 ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
ベラルーシア嬢達は「何しに来たんだ、このヒマ人。嫌味が言いたいだけなら帰れ」と言いたい。身分さえあれば…。
ロマンスティカ嬢は似たような立場と心境だから気づいたのではなかろうか。
はて?彼女は味方か敵か。祖父と実母軽蔑してそうですけど、育ての親は大事かもしれませんからねー。
芳寛 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
ベラルーシア様は、まぁ、背伸びしたい年頃ですものね! 大人たちに色々と吹き込まれて、自分で考えたつもりになって…… 懲りてくれれば、良いのですが。
ロマンスティカ様は友達になれるのでしょうか? だと、いいのだけれど…… ただ一つ言える事は!
彼女、とっても ” いい性格 ” してますね!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
Σ(゚Д゚)です。ロマンスティカ様。
それにしてもフローラル様って…。狸爺もバカ親。国王、王妃共に救いようがないですね。
しかし、ロマンスティカ様ほんとに王様の子って疑惑も読み返して色を探せるかな…。
解呪の魔法によりエスカリーナの本当の姿が見えたのでしょうか。となると魔術師に会うときは要注意ですね。
ますます目が離せない展開になってきて楽しみです。
フローラル様を強引に正妃に…見たい→みたいでは。
sai 様
コメントありがとうございます。とても嬉しいです!
連載当初、フローラル様は、あそこまで鬼畜ではありませんでしたねぇ、そういえば(遠い目) 闇深ければ、光り増すとも言います。 乙女ゲームのヒロインを現実寄りにすると、あんな感じになるんですね。 まぁ、大公家御息女がヒロインなのは、御愛嬌ですが。
はっ! という事は、エリザベート様が悪役令嬢?!?!
いけません! とっても、いけません!!
誤字報告ありがとうございました。 修正いたしました!
ありがとうございます!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
背筋がゾクゾクする展開です〜。これ、恋愛ジャンルですよね。ミステリーとか、サスペンスじゃないですよね。ロマンスティカちゃんの後ろに、なぜか崖が見え、あの定番の場面が。。。
はるぽんぽん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
ジャンジャンジャ~~ン、 ジャンジャンジャ~~ン! ザパ~ン、ザパ~~ン!!
定番のBGMですね。 ちゃんと、恋愛ジャンルですよ? ええ、今の所、他人の恋愛ですけれど♪
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
うわぁ~(・・;))) ロマンスティカ様! 一体いつから気がついてたの~?って、ビックリです。ドワイアル大公家の2人さえ、目の前で会話していても、まったく?気がついでにない様子なのに。
ロマンスティカ様、恐るべし観察力ですね。
でもエスカリーナとロマンスティカ様は、異母姉妹になる訳ですよね。
ニトルベイン大公の思惑も混ざってるのでしょうか?気になります、凄~く気になります。
ベラルーシア様とノリステン子爵は、ダメですね。殿下を暗殺から守って貰ったくせに、あの考え方、それならリーナに丸投げせずに自分たちで守れば!って言いたいです。
自分達の力不足は棚に上げて、側に近づく事を狙っいるだとか、敵の手先みたいに邪推するとは。
悪感情だけがリーナの中で積み重なって行くだけで信頼とかは、絶対にあり得ないあの2人。
それでも、リーナに関わってくるのでしょうね。
少しくらい、痛い目に合って欲しいなーって思います。
菜花様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
ロマンスティカ様の観察眼は、自分を護る為のモノでもありました。 でも、チート級ですね。 お爺様や、養父、養母とのお話は、また、閑話で。
ベラルーシア様の不人気ぶりに、驚愕!
背伸びして、大人ぶった挙句の惨事です。 いい教訓になったと、思いたいですね。
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
もしや、手ほどきをした鑑定を使われて正体がばれたのか?
こちこち 様
コメントありがとうございます。 返信遅れて、申し訳ございませんでした。 とても、嬉しいです。
別の理由ですね。 続きをお楽しみください。
よろしくお願い申し上げます。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
成る程…ね、彼女…気付いてたんですか…。 道理で言動が怪しさ満載だったわけですな
“あの”狸も狐も気付いてない、若しくはかすってても有り得ないと断じて目を反らした事実に達し、其れを裏付ける彼是を手に入れたんと考えると一応は辻褄は合いますが、あの狐狸がそんな単調なミスをするとは思えんですし…。
此れは冗談抜きに進退極まる状態だったってことかな? もしそうなら容易くは無理でも、手傷を負わされても追い込めるかも…(-ω-)
キリン様
遅くなって、ごめんなさい。 コメント、とても嬉しいです。
ロマンスティカ様と、タヌキには、結構な溝がありますね。 狸爺いは、結構自信家。 国内の悪だくみの総本山ですので、情報は相当細かく入ってきます。
当然、リーナさんの事も調べ上げておりますが、おばば様と、イグバール氏、戦士ルーケルの鉄壁の情報操作により、リーナさんの素性は、隠されております。 ダクレール男爵にすら、教えない、徹底ぶりですから、遠い王都のお城の中に居る狸には、基本情報が流れないのです。
ロマンスティカ様が、エスカリーナである事に気が付いたのは、あくまで、彼女の資質からの事でありました。 これからのお話の進み具合に、乞うご期待です。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
暗殺を防いで団結するどころか、内部分解しそうだなんて殿下の周りは本当に大変そうですねぇ。
特にベラルーシア嬢達に対し溜まった鬱憤に任せて
「お茶会の後の殿下の前では噂程度と言ったけどエスカリーナ様の実績は色々聞いているし、王都で貴女達にされたことも聞き及んでいます。今更よくそんなことが言えますね」
と半目で仄めかせば
「そこまで知っているならば、エスカリーナ様が行方不明と言ったのは嘘で、実は生きていて居場所も知っているのでは?」
と 突っ込まれる始末。
彼女達の後ろに控える古狸達がリーナの言い分を素直に信じるのか、それとも更なる疑いの迷宮に踏み込んで斜め上過ぎる一手を打ってくるのか楽しみです。
Kunya 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
そうですよね~ 殿下の防壁になりたいのは、真実なんですけれどね。 あれでは、リーナさは、信用しませんね。 お話合いという、嫌味の応酬となってしまいました。
帰り道、馬車の中で、” こんなはずじゃなかったのに…… ” と、項垂れる姿が見えそうです。 きっと、責任のなすくり合いしてますよ。 そして、ベラルーシア嬢もノリステン子爵も、父親にお話しますね。 それで、また、怒られると。
”任せろと云ったのに、この体たらくか!”
なんてね。
そして、古狐は、古タヌキにご注進。 さて、古狸、ロマンスティカ様を使うか? それとも、ほとぼりが冷めるまで、静観するか……
楽しみですねぇ~
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
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