私はあなたの運命の人ではなかったみたいです

 ブリタニア王国では付き合い始めて一年がたった二人に、その二人が運命の人なのか判定する運命の儀というものがあります。
 私はクロードと付き合って一年が経過したので運命の儀を受けに行くことになりました。

 勿論、運命の人だと思いましたが――結果は運命の人ではなかったのです。
 そして私はクロードに捨てられました。

 もう何も考えず、絶望に暮れる中――ついに私は真の運命の人と巡り合うこととなるのです。
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