お嬢様、義賊になる。三流執事、頭を抱える。

 シュティーア家へ仕える唯一にして一流の執事である俺は、レイシルお嬢様へ振り回される日々を謳歌していたのだが……。このお嬢様、突然「義賊になるわ」と訳の分からないことを宣言し出した。
 当たり前のように旦那様に密告してやったのだが、なぜか一度やらせてみようという話になり、しかも俺が手伝ってやることに。
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 正義感の強い身勝手お嬢様と、自称一流の三流執事が行う義賊生活!
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