殿下。謝罪したところでもう遅いのです。
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。
「ざまぁ作品の主人公は、どうして救われるの?」
その答えを知る悪役令嬢は、誰にも救われることなく、自ら復讐を選んだ。
これは優しさを持たなかった一人の悪役令嬢が辿る、誰よりも残酷な"ざまぁ"の物語。
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
異世界から手紙が届いた。
それは数日前に行方不明になった姉からの手紙であった。
しんみりと家族で手紙をやりとりする話。
でもラストは。
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約の解消を申し出た。二人の進む道は違うと、円満に婚約は解消されたのだが、王子は婚約の本当の意味に気づいていなかった。
卒業パーティーでアラン王子に婚約破棄を宣言されたルピア。「やっぱり私は悪役令嬢なのかな……」と思っていたら、そこからルピアの評価が変わっていき……。