そのオジサマ 本当は優秀です ~不要なら 私が“盗み”ますけど いいですよね?~

 平凡な人生を送っていた私の前に、突然現れた、たくさんの檻。

「お嬢さん、いつからそちらに?」

「ぇ?」

 その中に、なぜか、私好みのおじさまが、閉じ込められていた。

 聞けば、奴隷として誰かに買われる時を待つ身らしい。

「コイツは、このまま捨てるだけさ。正直、邪魔なんだよ」

「──だったら、私が買います! 今すぐ、檻から出してください!!」

 これは、平凡なOLだった私が、異世界の素敵なオジサマと、幸せになる物語。
24h.ポイント 21pt
80
小説 25,766 位 / 184,461件 恋愛 11,082 位 / 56,094件

処理中です...