調和の王


『もし僕が彼らと笑って過ごせる日が来たのなら……そんなことを願っていた』




ーー僕の神は死んだんだ。


ラクセンベルグ帝国、皇太子ユリウスは城を飛び出し必死で逃げていた。追手から逃れようと迷い込んだ森の中で魔物に襲われる。その危機から救ってくれたのは謎の3人の男達だった。

「お前のことはわかってる」

目的も正体もわからない彼らと行動を余儀なくされる中で、ユリウスは帝国皇帝の支配魔法によって、築かれた歴史の隠された真実を知る。

「お前は陽としてそこに立つだけでいい。俺たちがお前の影になる」

彼らが選んだ運命と制約を知ったユリウスは逃げた運命に再び向き合う。
神々と精霊、剣と魔法が複雑に絡み合い織り成す世界でユリウスは立ち向かい、決められた運命の轍を塗り替える。

人々の記憶から消し去られた真実の記録が語られるーー


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