魔法筆職人を追放した王国へ。そちらの『不良品』、全部うちで引き取ります~筆の声が聞こえる弟子と、国境で修理屋を始めました~
「故障したら新品へ替えればよい」
王都で十年、魔法筆を修理してきた職人アイル。
王国が売り出した新型の魔法筆が、公開実演中に暴走した。アイルはその場で旧式の筆を修理し、火災に巻き込まれた子供を救う。
ところが、事故の責任を押しつけられたのは、新型ではなく旧式の筆を使ったアイルだった。
工房との契約も修理の認可も奪われ、王都を追放されたアイルについてきたのは、十三歳の弟子リリィ。
二人は国境の街ルークで、小さな修理屋を始める。
リリィには、筆先に触れると筆の声が聞こえる。
アイルには、壊れた筆を調べ、使い手に合わせて直す技術がある。
「お師匠。この子、まだ飛ぶつもりです」
折れた古い筆から、再び水の燕が飛び立つ。
亡き母が残した筆は、パン屋の少女の手で新しい花を描く。
そして、捨てられるはずだった魔法筆が、次々と二人の工房へ持ち込まれるようになる。
「捨てる前に、うちへ回してくれ。全部引き取る」
だが、その一方で、王国が誇る新型の魔法筆にも、各地で異変が起き始めていた。
白い筆先からにじみ出す、謎の黒い液体。
その正体を追ううちに、国境の小さな修理屋は、王国が隠そうとする問題へ近づいていく。
これは、追放された魔法筆職人と、筆の声が聞こえる弟子が、捨てられた道具にもう一度居場所を作る物語。
※作者自身の既存作品を原案としたリメイクです。
王都で十年、魔法筆を修理してきた職人アイル。
王国が売り出した新型の魔法筆が、公開実演中に暴走した。アイルはその場で旧式の筆を修理し、火災に巻き込まれた子供を救う。
ところが、事故の責任を押しつけられたのは、新型ではなく旧式の筆を使ったアイルだった。
工房との契約も修理の認可も奪われ、王都を追放されたアイルについてきたのは、十三歳の弟子リリィ。
二人は国境の街ルークで、小さな修理屋を始める。
リリィには、筆先に触れると筆の声が聞こえる。
アイルには、壊れた筆を調べ、使い手に合わせて直す技術がある。
「お師匠。この子、まだ飛ぶつもりです」
折れた古い筆から、再び水の燕が飛び立つ。
亡き母が残した筆は、パン屋の少女の手で新しい花を描く。
そして、捨てられるはずだった魔法筆が、次々と二人の工房へ持ち込まれるようになる。
「捨てる前に、うちへ回してくれ。全部引き取る」
だが、その一方で、王国が誇る新型の魔法筆にも、各地で異変が起き始めていた。
白い筆先からにじみ出す、謎の黒い液体。
その正体を追ううちに、国境の小さな修理屋は、王国が隠そうとする問題へ近づいていく。
これは、追放された魔法筆職人と、筆の声が聞こえる弟子が、捨てられた道具にもう一度居場所を作る物語。
※作者自身の既存作品を原案としたリメイクです。
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2026/8/17 追記
連載版公開中!
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