結び契る〜異世界転生した俺は番いを得る
死んだ、転生した、そして番いを得た……はいっ??
上里 大地(かみさと だいち)という人間は、日本にて確かに死んだと思われた。
しかし次の瞬間、どことも分からない樹海の中にポツンと座っていたところまではいい。
状況が分からない中、突如として現れた柴犬の姿をした人間に遭遇、拘束されてしまった。
彼(?)に連行されて向かった住処の村にて、長と名乗る三毛猫と対面、諸々の説明を受けてから今後について考える。
信用できる云々はさておき、現代で生まれた俺にサバイバル能力は皆無、なので三毛猫こと爺様の提案に乗っからせてもらおうと思った時、俺を見つけた柴犬ことヒューイにいきなりキスされてしまった。
何が何だか分からず、混乱する俺に爺様が言った。
「あなたにはこの村に滞在する条件として、そちらのヒューイを番いとして娶っていただきますぞ」
「……は、はぁぁ!?」
これは、幸せを知らなかった俺ことダイチが成長する物語であり、俺という番いを巡り流転する獣人たちとの波乱万丈な人生奇譚である。
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