放置サレ妻ですが、二周目の記憶で夫を戦地送りにして侯爵家を乗っ取りますわ!【完結】
「俺はお前を愛さない」
夫には愛する平民の女と、その間に生まれた息子がいるという。
絶望した瞬間、彼女は前世の記憶を取り戻した。
前世のエルフィーゼは、夫に捨て置かれ、愛人と息子のために財産を使われ、病弱な舅の介護まで押し付けられた挙げ句、誰にも看取られず過労死した。
二度目の人生で、同じ結末を迎えるつもりはない。
夫が戦争を恐れている?
ならば、英雄として戦地へ送り出して差し上げましょう。
夫の愛人が屋敷へやって来た?
それなら歓迎して、逃げ道まで用意して差し上げますわ。
未来を知るエルフィーゼにとって、人の欲望も、貴族社会のしがらみも、すべては利用できる手札。
もう誰にも人生を奪わせない。
夫にも、愛人にも、侯爵家そのものにも――。
これは、前世で夫に人生を奪われた放置サレ妻が、二周目の未来知識で夫を戦争に追いやり、愛人もろとも始末して、最後は侯爵家そのものを自分のものにする痛快復讐譚!
ヴィルヘルムは父母よりマトモだったのか、寄宿学校で「わからせられた」時にいろいろと知って、破滅に向かっていく義母を助けようとしたのだと思いました。
どれだけ彼女の人生を自分の父母と、自分自身が壊してきたかを知ったから、だと思うんですよ。ということは悪意から伝えた者なのか、善意ならそれは友人ができたということです。
でも、描写から察するに高位貴族として扱われてないから、彼は悪意の中で生きていたことになると義母は思ってたけど、私は善意の方で友人いたと思いますよ。
気づいてからは学校で、父親そっくりにわざと振る舞ってたと思います。義母のために。いずれ義母が再婚したとき、自分が邪魔になりますからね。
罠とわかっていても、全ての悪意から守ってくれたのは義母だけなので。高位貴族の受ける教育も受けれたわけです。
なので、お小遣い少なくて出てったとき、友人とまではいかなくても、泊まれるところが必要です。修道院探したりとかしてたと思う。
そうでなければ高位貴族なのに侯爵家が、ここまでやらかしておいて、女ひとりの社交でなんとかなるほど甘くないです。ヴィルヘルムの友人の親は、ヴィルヘルムの立ち回りで、目をつぶってくれたんですよ。
父親殺しになっても、義母を守ったのは自分が敵ではないと理解してほしかったからかなと。咄嗟にどっちを守ったかなのかもしれないけど…。それでも報われないヴィルヘルムが可哀想に思いました。
いつか彼女が幸せな家庭を築いたら、会いに行ってほしい。
そう思いました。
読み応えたっぷりのお話ありがとうございました。
おもしろかったです!
死亡届が受理された後に帰ってきたアルベルトは、手紙のひとつもよこさないんだだから自業自得の生死不明だわ。詐称扱いされて当然。
使用人たちだって、困るよね。今更。
実の息子に殺された形になっているんだから、エルフィーゼの狂気の笑いも納得がいく。
ヴィルヘルムが修道院へと脱出できたきっかけが、父を殺したことと育ての母の哄笑だとしたら、生涯唯一のいいことしたしたんだなと思いました。
ハルヴァートは、エルフィーゼが護衛を断り、一人で人を撃ち殺し、そのピストルから指が離れない姿に衝撃を受けたんだろうな。
愛はないような気がする。尊敬はあるだろうけれど。でも、こういう女と寝てみたいという衝動はあるだろうな。
お似合いのカップルとして 静かな老後を迎えることができるといいですね、女主人公は。
その分 悪徳商人どのには しっかりと稼ぎ続けて頂いてw
あえて言えば 商人殿の復讐心とやらが いまいちこじつけがましいというか 設定としては変だと思いましたが そこは 目をつぶれるか範疇かと、
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