縁談を断った結果、運命の相手が見つかりました。

ある日、アトリア家の跡継ぎであるアレンに縁談の話が来た。

相手は、カストル家の令嬢、フィーナ姫。その縁談の話をアレンは断ろうと心に決めていた。

身を固めてしまえば、今までのように家を抜け出したりするような、自由がなくなってしまうのだ。

そして、縁談当日、フィーナ嬢に向かって、縁談の断りの言葉を継げようとしたアレン。すると驚いたことに、同時にフィーナもアレンと同じ言葉を口にしたのだ。

「この縁談、無かったことにして頂けませんでしょうか?」
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