【完結・R18】苦しいだけの愛なんだ〜婚約者の御曹司に執着されていたなんて別れを切り出すまで知りませんでした〜
「──君から番にして欲しいって言われるまで我慢してたのに、なんでこんな事をするんだ」
婚約してから二年間、運命の番である隆一にセックスどころかキスさえしてもらえない《オメガ》の由莉。発情期のたび玩具を使って慰めるばかりの隆一との婚約は、希少なオメガの優秀な胎だけを目的とした愛のない契約だった。
発情したオメガの相手なんて面倒を隆一にさせる現状に悩む由莉は、ある日好意を告げてきたアルファの凪に襲われ、請われるまま番契約を結ぶ。
隆一の喜ぶ顔を期待して凪と番になったことを報告する由莉が目にしたのは、自身に興味などないと思っていた婚約者の異常なほどの執着と底無しの愛憎だった。
ぼろぼろ泣きながら由莉を手酷く抱く隆一は、何度も何度も項を噛む。
「──俺の方がずっと愛してる」
※毎日20時に一話ずつ更新します
※ムーンライトノベルズでも投稿しております
※第16回恋愛小説大賞にエントリーしております。よろしくお願いします。→奨励賞をいただきました!たくさんの応援や投票、ありがとうございました!
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