帝都・狐の嫁入り物語〜嫁いだ先は前世の私を殺した天敵〜
雪華環(せっかたまき)は七歳のとき。
浄化の一族・雪華家にはありえない金色の炎を出現させ、髪も瞳の色も金色に変化してしまった。
そのときに環は自分の前世を思いだす。
環の前世、それは妖の女王『白面金毛九尾の狐』だったと。
その出来事により『忌み子』と、家族から冷遇される日々が始まる。
十七歳になった環は、幼少期と変わらぬ環境のなか、自分の前世をひた隠しにして、今世はおとなしく慎ましく。しっかりと自分の足で、生きて行きたいと夢を持っていた。
そんなある日。
帝都の剣と名高い、妖の祓いの一族。二十三歳で当主になった杜若鷹夜(かきつばたたかや)が姉と見合いをすることになった。
それなのに鷹夜は何故か環と婚姻を結ぶと言い出し、混乱する環。挙句、唇まで重ねてしまう。
すると鷹夜はかつての自分。前世の『白面金毛九尾の狐』を殺した天敵『阿倍野晴命』だと分かった。
愕然とする環に鷹夜は「大輪の向日葵みたいで美しい」と、環に興味津々のようでーー!?
大正妖溺愛ファンタジー開幕です✨🦊
※わざと晴命にしております。
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