読切短編 灯りの名前を知らないまま
軽音部に入った春、先輩のギターケースに同じ推しのアクキーを見つけた。
それだけのことで、胸に何かが灯った。恋とも呼べない、妄想とも違う——ただ「始まる」という静かな確信。
先輩は翌春に卒業した。何も始まらなかった。だから何も終わらなかった。
あの予感は正しかったのか。十年経った今も、私には答えがない。
でも最近思う。予感というのは、当たり外れで測るものではないのかもしれない、と。
それだけのことで、胸に何かが灯った。恋とも呼べない、妄想とも違う——ただ「始まる」という静かな確信。
先輩は翌春に卒業した。何も始まらなかった。だから何も終わらなかった。
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※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。