忘れられない約束
18歳のアリンには悩みがあった。それは幼なじみの少年と交わした、幼い頃の約束のことだ。「アリンをぼくのお嫁さんにする!」今や大人になり、平民から出世して騎士になった幼なじみは、もうそんな約束など覚えていないだろう。成長してそれぞれが違う道を選ぶ。それは寂しいことだけど、忘れてしまうしかないのだろう、と。そう、思っていた。
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