処刑直前ですが得意の転移魔法で離脱します~私に罪を被せた公爵令嬢は絶対許しませんので~

 王宮で働く少女ナナ。王様の誕生日パーティーに普段通りに給仕をしていた彼女だったが、突然第一王子の暗殺未遂事件が起きる。 
 ナナは最初、それを他人事のように見ていたが……。

「この女よ! 王子を殺そうと毒を盛ったのは!」

「はい?」

 叫んだのは第二王子の婚約者であるビリアだった。
 王位を巡る争いに巻き込まれ、王子暗殺未遂の罪を着せられるナナだったが、相手が貴族でも、彼女はやられたままで終わる女ではなかった。

 (私をドロドロした内争に巻き込んだ罪は贖ってもらいますので……)

 得意の転移魔法でその場を離脱し反撃を始める。

 相手が悪かったことに、ビリアは間もなく気付くこととなる。
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