七(しち)色のミカド
その世界は「ラグア」と呼ばれた。近年、大陸の北方に勢力を盛大に伸ばしつつあった大国サーディアは、黒獣(こくじゅう)と呼ばれる魔物から力を貰った者たちが、その先陣を斬り活躍していた。戦火は東西に及び、彼らはかつて人類を蹂躙した北の果ての大山脈の向こう側にいる者たちへの、復讐の機会を図ろうとしていた。
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