貴方の瞳に映りたい
創術を生業としているランバルシア子爵家の令嬢シェラルージェは人前に出ることを極端に避けていた。
幼い頃、苛められた恐怖で特に男性が苦手になっていたのである。
それでも、家業である創術を人の為に役立てたくて、姿を偽り、一族所有の館で訪れる客の依頼を受けていた。
ある日、その館に私の護衛騎士を務めてくださっているハリス・フォード様が訪ねて来た。
ハリス・フォード様は男性が苦手な私が初めて会ったときから恐怖を感じない唯一の方だった。
密かに憧れていた方の役に立てると、シェラルージェは張り切ることにしたのである。
*小説家になろうにも掲載しています
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