『追放された魔導具オタクの聖女、拾ったちび虎に翻訳首輪をつけたら心の声が溺愛一色でした』
〜魔導具オタクの聖女、故国を捨てて拾ったのは、超溺愛なチート皇子でした〜
「祈りの最中に居眠り」「神聖な神殿で騒音を出すな」と難癖をつけられ、聖女の座を追放されたリディア。
彼女の正体は、独自の「魔導回路」を組んで19世紀レベルのハイテク魔導具を次々と発明する天才オタク!しかし、旧来の魔法理論しか知らない神官長たちにはその技術は「異端」として理解されず、リディアは国から追い出されてしまう。
「無能な聖女だと蔑んだ国なんて、もう知らない!」と開き直り、リディアは極寒の地にあるライバル国ガルディア帝国へ!
道中、彼女が拾ったのは、手のひらサイズの白くて可愛い「ちび虎」。なんとその正体は、呪いで獣人化させられた冷酷非情と噂の皇太子ジークハルトだった!
言葉が通じないジークの真意を知るため、リディアが開発したのは**『想い伝達機(翻訳首輪)』。装着してみると……脳内に響き渡ったのは、「可愛い」「守りたい」「一生僕のものになって」**という、ド級の溺愛に満ち溢れた皇子の心の声!?
見た目と態度がクールな皇子と、心の声が熱すぎるちび虎のギャップ萌えに、リディアの心はあっという間に陥落。
彼女の魔導具(冷暖房、高性能ランプ、衛生設備)は極寒の帝国を豊かにし、リディアは一躍、国を救う英雄に!一方、リディアを失った祖国では、彼女の整備したインフラが次々と爆発・崩壊し、国難の危機に瀕していた……。
「聖女」を捨てて「発明家」として生きることを選んだリディアと、最愛のちび虎(皇子)ジークハルトの、甘々で爽快、そしてざまぁもきっちり決まる逆転ファンタジー、ぜひお楽しみください!
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第1章 聖女廃業、今日から発明家
第2章 森の廃屋・劇的改造と食料危機
第3章 白い毛玉との出会い
第4章 翻訳首輪と甘えん坊の真実
第5章 魔導暖卓の誘惑と圧力鍋の革命
第6章 理性と本能の狭間で
第7章 迫りくる闇と脱走防止の愛
第8章 聖なる暴走と獣の檻
第9章 氷の国への凱旋と寒すぎる歓迎
第10章 氷と炎の舞踏会 ~私の技術(あかり)がこの国を照らすまで~
第11章 甘い朝と招かれざる客たち
第12章 王国の崩壊と泥濘の聖女
第13章 忍び寄る影と泥濘の来訪者
第14章 迷惑な来訪者たち
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