冷遇された闇属性の王女は、魔境の王に愛される
ソレイユ光国の第二王女、ライラ。
彼女は光の国の王女でありながら、光属性を持たず、忌み嫌われる闇属性を持って生まれた。
光の力を持つ姉ルミナリアは「聖女」として民から愛され、両親からも大切にされている一方で、ライラは王女として扱われることもなく、姉の代わりとして存在するだけの少女だった。
そんなある日、魔物が多く存在する隣国――ノクティス王国へ嫁ぐよう命じられる。
闇の魔力が濃く、「魔境の国」と恐れられる場所。
本来なら結界の力を強化するために光属性を持つ姉が選ばれるはずだった婚姻。
けれど、ソレイユ光国は聖女である姉を手放さず、不要とされたライラを送り出した。
きっと、ここでも同じ扱いを受ける。
そう思っていたライラを待っていたのは、月光のような銀髪を持つ若き国王、ルシアンだった。
「君がこの国へ来てくれたことに、心から感謝する」
初めて向けられた優しさ。
初めて必要とされた実感。
戸惑いながらも、少しずつ心を開いていくライラ。
光に捨てられた少女は、魔境の国で初めて愛を知る
これは、忌み嫌われた闇の王女が、本当の居場所と愛を見つける物語。
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