クゥクーの娘
愛しいメプリを愛人の子と蔑み醜い嫉妬で苛め抜く、傲慢なフィエリテへの婚約破棄を。
しかし、彼も彼の腕にしがみつくメプリも気づいていない。周りの冷たい視線に。
フィエリテのクゥクー公爵家がどんな家なのか、彼は何も知らなかった。貴族の常識であるのに。
そして、この夜会が一体何の夜会なのかを。
何も知らない愚かな恋人とその母は、その報いを受けることになる。知らないことは罪なのだ。
本編全24話、予約投稿済み。
『小説家になろう』『pixiv』にも投稿。
一気に読みました。
クゥクー公爵という響きでなんとなく托卵を想像しながら読みました。
読みながら、元婚約者と異母妹の学習能力の無さというよりは欲をかきすぎて大事な事が頭に入ってこないといった感じでしょうか。この2人と義母、そして元婚約者家族には呆れました。
確かに、女系家族なら血脈は確実に守られるなと。そして数代おきに子どもを結婚させるのでは無く、筆おろしと称して子どもを確実に作り血を混ぜていく。王家の完璧な予備の家として存在したんですね。確かにタイミングが悪ければ今回は避ける事ができましたが異母又は異父の兄弟での筆おろしになってしまいます。近親相姦はこの世界でも禁忌だったようですし。当事者たちが今後辞める方向に進めようとしているのでそれは良かったなと思いました。
つくづく過去の王家の人の見る目の無さ。それがなければこのしきたりは無かったのでしょうね。
本人たちが自分の本当の父親が誰なのか分かっていても、戸籍上の父にも実の父にも愛されて、その事は良かったと思いました。先にフィエリテの父のフィエリテが生まれる前のあまり嬉しくなさそうな心情を読み、でもその後での王子の筆おろしのくだりとか父たちの会話での発言など。?と思うところがいくつもあり、後であぁそうかと納得。一気読みしたのは正解でした。
正直言うと、名前が難しく、実はスルーしました。でも、皆さんが似てない名前だったので、漢字のように見た目で区別する事ができました。
最後の登場人物紹介、立ち位置や性格、皮肉の混じった命名のようです。またクゥクーが郭公だと知り、イメージしたものが当たった嬉しさと、そんな細かいところまで作り込んでらっしゃるなと感心したのと同時に、お疲れ様だなと。つくづく私に語学力が無いのが残念。
楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
はじめまして。ホットランキングでこの作品を知り、一気に読ませていただきました。
登場人物名が他で見たことがない美しい響きで、とっても素敵です。特にいいなぁ!と思った名前はサンスュ(夫人)ですが、蛙と言う意味だったんですねw
メプリがつるペタ寸胴だという描写も、新鮮です。3人が絞首刑となるのもスカッとしました。
ヴェルチュのフィエリテへの執着が仄めかされるシーンも好きです。
何よりも最後に、数代を経て王国が終焉を迎えた…という結びが美しくて最高です。
ちなみに私はあまり行間ツメは気になりませんでした。一気に読んだからでしょうか。
とにかく、ズッシリとした読み応えがありました!
とても素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。次回作、楽しみにしています。
出てくる人物にそれぞれ味があり、面白くて最後まで読ませていただきました。
が、ひとつだけ。
文章が詰めすぎてて、あまりにも読みづらかったので、出来れば行間を開けていただけたら、もっと読みやすくなるかと。
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