栞の処方箋
図書館の司書・栞は、今日も棚を整えながら、利用者の断片を拾う。
スマホが手放せない人、賢くなれと言われた少女、目的地を失った男性。
彼女が差し出すのは解決策ではなく、ただ一冊の本だ。
処方箋が効くかどうかは、栞にも分からない。
それでも、本は静かにそこにある。
スマホが手放せない人、賢くなれと言われた少女、目的地を失った男性。
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処方箋が効くかどうかは、栞にも分からない。
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