カナリア姫の婚約破棄
登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。
レニー・フローレスは『カナリア姫』との二つ名を持つ音楽家で有名なフローレス侯爵家の長女で、彼女自身も歌にバイオリン、ヴィオラ、ピアノにハープとさまざまな楽器を使いこなす歌姫だ。少々ふくよかではあるが、カナリア色の巻毛にけぶるような長いまつ毛、瑞々しい唇が独身男性を虜にした。鳩胸にたわわな二つの山も視線を集め、清楚な中にも女性らしさを身につけ背筋を伸ばして佇むその姿は、まさに王子妃として相応しいと誰もが思っていたのだが。
どうやら婚約者である第三王子は違ったらしい。
この婚約破棄から、国は存亡の危機に陥っていくのだが。
※他サイトでも投稿しています。
アホの子の、ただの婚約破棄のお話かと思ったら·····いや、凄まじかった!
お話を読み進め、事情を知って行くと、悪いのは総て『人』だったという事実に愕然とし、その場に居て歌を聴いている一市民になった様に恐怖しました。
人は、それがあった時は悔いて反省し後の世に教訓として物語を伝えて行くのに、何十年、何百年と経てば真実を忘れ、御伽噺と侮り、自分に都合の良い欲に歪めてしまう。
大変感慨深いお話でした。
悲劇の魔族の歌姫が死に別れた恋人と再会出来、今度こそ幸せに成れますようにお祈りして筆を置かせていただきます。
素晴らしいお話を読ませて頂きまして有難う御座いました✨
一気に読み切ってしまいました。
人間の利己的な愚かさと、魔族の怨念と哀愁は心にグッと来るものがあってなんとも形容しがたい感情に囚われております。
オペラやオーケストラなどの知識に長けていらっしゃるのでしょうか。無知な私でもスラスラ読んで理解することが出来ました。
かように優れた作品に出会えたこと、幸運以外のなにものでもございません。
これからの作品も楽しみにしております。
どうかご自愛なさりつつ、励まれてくださいませ。
スッキリ読み終えられました。
約束を守って真摯に向き合っていたら良かったのにね。
まぁ、それが出来る人間だったら最初から歴史を偽らなかったかもですけど(´σ `)フム
流石に骨身にしみたでしょうし、今度こそ誠実にね♡新・王家の皆様♡
あとレニー嬢に幸あれ!«٩(*´ ꒳ `*)۶»
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