骨太の愛は見果てぬ夢で終わらせない
「私より強い男でなくては」
それが女王オルガの決まり文句であり、齢三十歳を過ぎた頃からは悩み事となった。
そして現在、泣き言になりつつある。
「私より強い男がいないの~~~~!!」
やがてオルガは拗ねた。
「もういいんだ。私には可愛げというものがない。たとえ私より強い男が現れて、見事私を打ち負かしたところでその男の好みが私であるとは限らない。というか、その男が私を選ぶ可能性は絶望的に低いだろう。たいていの男は『華奢で可憐で守りたくなるような美女』が好きなのだ。すべてにおいて私とは真逆の……」
オルガは失意のまま死んだ。そして生まれ変わり、前世と同じ間違いはしないと誓ったのだった。
※他サイトにも公開しています
※続編追加に伴い、ジャンルをファンタジー→恋愛に変更しました
それが女王オルガの決まり文句であり、齢三十歳を過ぎた頃からは悩み事となった。
そして現在、泣き言になりつつある。
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