レベル1の『荷物持ち』だと追放された俺、実はアイテムボックスの時間停止で熟成肉を作り出し、グルメなドラゴンに懐かれて最強パーティを結成する
冒険者パーティのお荷物として扱われていた少年・アレン。彼のスキルは物を出し入れするだけの地味な『アイテムボックス』、しかもレベルは万年1のままだった。戦闘の役には立たないと罵られ、ある日ついにリーダーからクビを宣告されると、危険なダンジョンの奥地で無慈悲にも置き去りにされてしまう。
生き残る術もなく、最後の晩餐としてアレンが取り出したのは、ボックスの中で長期間保存していた安物の肉だった。しかし、口にした瞬間、衝撃が走る。彼のスキルは単なる時間停止による保存ではなく、内部の環境を支配し、食材を極上の『熟成肉』へと昇華させる隠された特殊能力を秘めていたのだ。
その芳醇な香りに誘われて現れたのは、人語を解し、超が付くほどの美食家である伝説の古竜(エンシェント・ドラゴン)。「人間、この至高の味……貴様、只者ではないな!?」――アレンの料理に胃袋を完全に掴まれたドラゴンは、彼を専属シェフ兼、主と認め、まさかの契約を結ぶことに。
かつての仲間がその日暮らしに困窮する一方、アレンは最強の守護者と共に悠々自適な冒険ライフをスタートさせる。食の力で世界を魅了し、無自覚に最強パーティを作り上げていく、荷物持ちからの大逆転グルメ・ファンタジー、ここに開幕!
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