ふたり、恋の途中。
高校二年生の春。
新しいクラスで隣の席になったのは、誰とも深く関わろうとしない、少し不思議な男の子だった。
桜井美桜は、明るく元気で誰とでもすぐに仲良くなれる女の子。
一方、朝比奈蓮は、物静かで感情をあまり表に出さない、どこか近寄りがたい雰囲気を持つ男の子。
正反対の二人だったが、何気ない会話や放課後の帰り道を重ねるうちに、少しずつお互いの存在が特別なものになっていく。
けれど、蓮には自分の本当の気持ちを誰かに知られることへの恐れがあった。
好きなのに、素直になれない。
近づきたいのに、一歩を踏み出せない。
春、夏、秋、そして冬。
移り変わる季節の中で、二人は何度もすれ違いながら、自分たちの本当の気持ちと向き合っていく。
これは、恋に不器用な二人が、ゆっくりと心を通わせていく一年間の青春ラブストーリー。
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