透明色のグラデーション

怪我が原因で大好きだったバスケを辞め、東京から生まれ育った小さな島へ帰って来た高原千晃。
希望も目標も見失い、ただ漫然と日々を過ごしていた。

ある朝、空き地のバスケットゴールで一人シュート練習をする、見知らぬ青年と出会う。
島にたった一つしかない小学校へ教育実習生としてやって来た彼の名は、天城湊。
バスケが大好きな島の子ども達の期待に応えようと一生懸命な湊の姿に、心が揺れる千晃。

惹かれ合い、少しずつ近づいていく二人の距離。
けれど、別れの時がやって来て…。

「こんな紙切れなんかじゃなくて、絶対また会えるって、約束してよ……!」

出会いからたった三週間。
かけがえのない、一夏の恋物語。
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