REM-夢を渡る少女-

他人の夢と強制的に繋がってしまう少女のお話。

そこにはいくつかの法則があるようだった

1、寝る前に最後に直接肌に触れた相手が寝ている場合自分が眠ると相手の夢に強制的に繋がってしまう
2、相手が先に目覚めた場合、相手の夢の中に閉じ込められてしまう
3、閉じ込められた場合、相手が再び睡眠に入ると前回の続きへと夢が誘導される
4、ノンレム睡眠に入ると、夢の世界は停止する(自分は動ける)
5、目が覚めると能力はリセットされ、再び誰かに触れると能力が発動する(おそらく24時間サイク
ルとなっている)
6、0時になると強制的に意識が飛び、睡眠状態へと移行する
7、他人と接触しない場合、夢は見ない

他人の夢に入るのを止め、一人で孤独に過ごす日々。
そんな中で、ある日同じ学校に通う男子とぶつかりその夜彼の夢へと入り込んでしまう。
そこで夢の持ち主とは別の男子に声を掛けられるのだった。
「あんたも夢に入り込めるんだな。」と。
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