第三王子は、婚約者に逃がしてもらえない
【アルディオン王国シリーズ 第二弾】
王家の争いに巻き込まれ、脚に重い後遺症を負った第三王子ヴィルヘルム。
王位継承権を放棄した彼は、婚約者ティルミラの幸せを願い、婚約解消を申し出る。
けれど、いつも淑やかだった彼女の返事は――。
「嫌ですわ。ヴィル様、我が家へお婿にいらしてくださいませ」
すべてを手放そうとした王子と、ずっと彼を好きだった侯爵令嬢。
幸せにすると決めた彼女は、大好きな婚約者を逃がさない。
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王位継承権を放棄した彼は、婚約者ティルミラの幸せを願い、婚約解消を申し出る。
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